2.21.2011

[film] Just Go with It (2011)

土曜日、風がつよくて冷たくて、昼は雪まで舞っていてあきれた。
だもんだから体調はさいあくで、映画2本にコメディ1本。

予告でかかった "Battle: Los Angeles"。 ルースターズの「CMC」の世界だわ。

先週オープンした"Just Go with It"。 これはいかった。
Adam Sandlerの作品のなかでは、"The Wedding Singer" (1998)とか"50 First Dates" (2004) の流れに次ぐ(あそこまでは行かないかな)、中年ラブコメの傑作だとおもう。
じゃあDrew Barrymoreじゃないの? という点については、今回の筋だと彼女はちょっとちがう気がした。

整形外科医のAdamは偽の結婚指輪つかって女の子をひっかけるのが得意で、このたびもすごくきれいな娘さん(Brooklyn Decker)をひっかけるのだが、指輪をみつかって問い詰められて、妻とは離婚協議中だから、って嘘いうの。そしたら彼女は奥さん連れてきてみせて、て騒ぐもんだから、しょうがなくアシスタントのJennifer Anistonに妻の役をやってもらうことにして、Jenniferが来たらこんどは彼女に子供がいることもばれて、そんなふうに嘘が転がりに転がってみんなでハワイに行くことになるの。

筋がどこにどうやっておちていくのかは子供にだってわかる。
最後のエレベーターで誰が出てくるか、とかそういうのまでぜんぶわかる。

でも、ぜんぜんいいの。
Jennifer Anistonは真面目で従順なアシスタント、でもたまにハメ外して、実はプロポーションとかすごくて、という漫画みたいなキャラを軽々やってて、まったく悪くないの。

そして、出てるなんて知らなかったよの、Nicole Kidman。
Dave Matthews(!)の連れであばずれで、Jennifer とNicoleのハワイアン・ダンスバトルはまちがいなくMTV Movie Awardsのあれにノミネートされること確定。
ブラピとトムのEx-対決なの。しかもケツふりで。

音楽は、今回はなんでかPolice/Stingが今ふうのカバーもふくめてがんがん。
ラストのパーチーで流れているのが"It Must Be Love"で、エンドクレジットに切り替わったとたんに"Next to You"がばりばり走り出すところとか、よかった。

Adam Sandlerのキャラ説明(by Jennifer)で、95年以降の音楽はわからない、とか言っててそうだねえ、としみじみした。
あと、彼って、なんかハワイが似合うよね。
"50 First Dates"も、"Punch-Drunk Love" (2002)も。

そういえば、Rob Schneiderがいなかったのがちょっと寂しかったかも。


日曜の晩9時からNBCで"Saturday Night Live Backstage"ていう特番やってて、要は関係者へのインタビューを通してこの長寿バラエティーの秘密を探る、ようなもんだったのだが、おもしろかった。  なつかしいネタもいっぱいでてきたし。

やっぱり、ProducerのLorne Michaelsのパワーってすごいんだなあ、とか。
変な番組だよねえ。シーズンごとにキャストががらっと変わって、そのたびにぜんぜんだめだな今シーズン、とか最初はみんないうのにいつのまにかなじんでたり。
それを延々繰り返してきて軽く30年。


しかしなんで外には雪が...

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