8.07.2018

[film] Ant-Man and the Wasp (2018)

3日の金曜日の晩、BFI IMAXで見ました。暑さだの疲労だのでへろへろの金曜日。公開初日だったのかしらん。
Queenの伝記映画の予告がかかって、当然、てかんじで盛りあがる。

おもしろくてたのしかった。Quantum realmがなんなのか相変わらずちっともわかんないけど、一番荒唐無稽でSFぽいかんじで、みんな、たかが地球のため市民のためにそんながんばらなくていいよ、って言いたくなる他のAvengersのよか断然こっちだわ。

前作 - “Ant-Man” (2015) - の終わりにQuantum realm から生きて帰ってきたScott / Ant-Man (Paul Rudd)を見て、Hank Pym (Michael Douglas)は、あそこに行ったきり戻ってきていない妻のJanet (Michelle Pfeiffer)がまだあっちで生きているのではないかと仮説をたて、娘のHope / Wasp (Evangeline Lilly)と一緒に研究と実験を続けていて、他方でScottは前のAvengersの件の後始末で脚にセンサー付けて自宅に軟禁状態なのだが、彼らの実験にリンクしているのかJanetぽい人が出てきた気がしたんだけど、てHankのところに連絡したら彼らは飛んできてそれが本当なら実験続ける意味あるし、と言われる。 ただQuantum realmとこっち側の間にちゃんとしたトンネルをつくるにはある装置が必要で、それを持っている悪い連中から奪い取るのと、その装置とラボ(建物)一式を巡って、やはりあっち側のトリートメントが必要なAva / Ghost (Hannah John-Kamen)が現れて横取りしようとしてきたり、もちろん警察とかもいろいろ入ってくるのでめんどくなる。

穴掘り工事と穴掘り道具を巡るすちゃらか捕物帳で、穴が掘れたから、掘れなかったからどうかというと、あんまこっちの当座の生活には影響なさそうだし、そこででっかい蟻さん達がぶんぶん働いていたとしても大変だねえ、としか言いようがない。(どうせ蟻だし。設定としてキリギリスのキャラがあっても悪くなかったかも)

そしてその大変だねえ(ひとごと)、の線上で間抜けな悪党一味とScottの仲間のLuis (Michael Peña)たち(おなじくらいぼんくら)がぶつかって小競り合いをしてて、楽しいったらない。 ここだけ延々やっててほしかったくらい。 

こうして、San Franciscoの街の上をAnt-ManとWaspと巨大化したいろんなの(とミクロの鉄砲玉たち)が飛び交うことになって、もうなにが起こっても誰もなんも驚かないの。Hulkは化学実験のだから巨大化してもしょうがないか、だけどこっちのは物理のだからわくわく楽しい。Quantumなんとかのせいで本当に起こるかもしれないじゃん、とか、本当に起こったらどうなっちゃうかしら、とか。

とにかくこうして、Janet (Michelle Pfeiffer)は戻ってくるわけだが、Pet Semataryになってたら面白いのに、ていうのはなかった。Michelle Pfeifferなら本当にものすごいのやれるし、Michael Douglasならそれを正面から受けとめることできるのにな。

そしてこの流れが次のAvengersのにどう合流してくるのか、と。
別に合流しなくてもいいのに。この昔のB級どまんなかのかんじでずっと走ってほしいのに。

アリがドラムキットの前に座っていたので、Adam & The Antsやってくれると思ったのにな。
Peyton Reed ならやってくれると思ったのにな。

あと、Hank Pymってなにして稼いでいるんだっけ?

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