9.04.2018

[film] The MEG (2018)

8月21日の火曜日の晩、休みぼけで頭が動かないのと、休み行かないで、ていうのと、ついでに夏もいかないで、ていうののmixで、でもつまるところかったるいだけで、West Endのシネコンで見ました。こういうでっかい系のは3D IMAXのがいいのかもしれないが、そこまでお金かけることもないか、とふつうの2Dにした。

Jonas Taylor (Jason Statham)が潜水艦に閉じ込められた人々を救うミッションをやっていて、でもなんかでっかいのにぶつけられて救えなかった残念、ていうのが冒頭で、それから数年後、ビリオネアの作ったマリアナ海溝を探査する海中の近代施設でやはりなんかのアタックがあって、これはあれかも、と海の仕事から足を洗っていたJonasを呼び寄せて、調べた結果、数億年前に滅びたはずの鮫 メガロドン – これが”MEG” – であることがわかる。

わかったからどうなるもんでもなくて、あとはひたすら襲われて、何人か食べられて、くそう.. てやっつけて、やっつけたと思ったら更にでっかいのがきて、また食べられて、更に範囲は広がって …  みたいのが繰り返されて、最後は竿いっぽんのJonasと巨大鮫の一騎打ちになるの。

ここんとこよくある怪獣パニック映画のフォーミュラ - 過去のトラウマを引きずる主人公、でも助けを求めてくるので断れずに現場に出て、とりあえずなんとかしたと思ったらそれはほんの序章で …  - をううんとB級に落としてみた、ただそれだけみたいで、それもB級として独特の臭いを発しているというよりはごめんお金かけられなかった、って言うぺらぺらのB級感いっぱいで、あんなハゲにあんな槍でやられちゃうなんて、せっかくあそこまででっかく育ったのにかわいそう、って思った。 どうせならSharknadoのシリーズ – こないだFinalの”6”が出たのね - に被せてメガドロンを原発に落っことすとか、”Fast & Furious”のあいつらにぶつけてみるとか、それくらいやっちゃえばいいのに、とか。

なんでいっつも鮫ってあんなに軽く、本能だけでなんも考えてないただのでくのぼうに見られちゃうんだろう、あと、こないだのKongのもそうだったけど、なんで大タコとか大イカって、前座みたいな出方ばかりになるんだろうとか、貴重な標本なのになんでそのままそこらの鮫に食べさせておくんだとか、いろいろ鮫のことを思って胸が痛んで、他方でJason Stathamにはなんの思いもないし、鮫相手に取っ組み合いできるわけでもないんだから食べられちゃえ、って見ていた。

メガドロンの空っぽさ、って中国とかビリオネアにとっての「白鯨」なのかも、とか。(そこまで深かねえよ)

続編作るんだとしたらは今回の件で逃げたビリオネアに中国資本が復讐する「メカ・メガドロンの逆襲」にしてほしい。(それってただの潜水艦でよいのでは)

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