11.23.2011

[music] Eleanor Friedberger -Nov.19

19日のライブ関係は、なかなかきびしいものがあった。

最初は、Japan Societyでの大友良英&Christian Marclayのデュオ、に行くつもりでいた。 
ら、いつのまにか売り切れてて唖然。

それからTerminal5でのMastodon + DEP + Red Fangを狙ったのだが、チケットは売り切れ状態のままてこでも動かず。

あとはBAMで3日間だけやっているJohn Malkovichの演劇"The Infernal Comedy: Confessions of a Serial Killer"(いかもにー)にしようかとも思ったのだが、チケットが$175もしたのでちょっと考えて諦めー。

しょうがないので、といったら失礼だが、Film Forumの近所のLe Poisson Rougeでやってたこれにしたの。  7時開始で早く終わりそうだったし。 当日で$15。

7時過ぎに入ったらまだ前座の一番手でひとがほとんどいなかった。
Grand Rapidsていう4ピースで、DrとBが女の子で、あとはGふたり。
自分はつくづくこういう、どたどたがたがたしたギター2ピースバンドが好きなんだなあ、と改めておもった。
このフォーマットなら、どんな曲でもラブリーに聴こえてしまうという、困った病気のようなもん、というか。

続いてのAn American Dreamは、KeyとViolinを含む6人編成で、The Bandみたいな楽曲をよりモダンにダークに吹きまくるようなかんじ。悪くはないのだが、なんか重たくてきついかも、と思い始めたら20分くらいでひっ、こんでしまった。

で、Eleanorさん。 出てきたのは8:40くらいだったか。

セッティングのときはそこらの男の子みたいなどうでもいい恰好をしていたのに、ステージでは全身ぴかぴかの白スーツできめてくる。

まだちゃんと聴けていないのだが新譜の木綿系SSWのイメージよりは、ぱりぱりがしゃがしゃしたロック!な音で、わるくない。
(よい意味で)いびつでトランシーなパワーポップなFiery Furnacesからも離れて、ほんとによくできたギター/ガレージを。
ドラムスとベースがかなりしっかりしてて、もうひとりのギターのカッティングとフレージングがよくて、要するに気持ちよくて、彼女もギターを抱えてそれに乗っかり、気持ちよさそうに歌う。  
怒涛の勢いで走るわけでも、派手に動いて煽るわけでも、しみじみ歌いあげるわけでもなく、このへんの淡々としたかんじは、Fiery Furnacesでもおなじだったかも。  Cool。てことね。

アンコール2曲も入れて1時間ちょうど。 とにかく気持ちよくて、後に残んなくていかった、と。

戻ってから見たSNLのホストは、Jason Segelだった。 パペットに囲まれていたので、わー、と思ったらあとは落ちた。
音楽ゲストは、朦朧とした意識のむこうで女性があわーあわーひっくりかえった声で叫んでて、えーとえーとこれは、Florence and the Machineだねえなんでこのひとあんますきになれないんだらうー、とぶつぶつ思いながらふたたびおちた。


 

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