5.20.2021

[log] May 20 2021

19日 水曜日の午後、ホテルでの隔離監禁70時間(だれか映画化すべき)を終えて - 最終日のテストも陰性 - ホテルからバスに乗って捨て犬のように元の羽田に送り戻され(なんで?)、別送品の手続きをしてから公共交通機関は使っちゃだめだそうなので(なんで? みんなふつうに乗ってるのに)ハイヤーで自宅に戻る。

ホテルでのあれこれについて恨めしいことおかしいってあたまきたことは相当にあるしそれについて纏めて書こうかとも思っていたのだが既にあの3日間は「思い出したくもない無駄で最悪の3日間」の棚に分類されてしまわれているので、いいや、って。でももう二度とあのホテルには泊まりたくない - これってすばらしい宣伝効果だと思う。

夕方6時過ぎに戻ってきた自宅、いちおう換気がされているマンションではあっても1年以上誰も入っていなかったので、なかでなにかが干からびてのびていたり、誰かの洗濯物や食べカスがあったり、見知らぬ生物が床に這っていたりしたらやだな、ってびくびくしながら入ったのだが、だいじょうぶなかんじ。いまのところ。

床に積んである本たちも、もちろん一番上のには埃が積もっていたけどみんな静かに穏やかに読まれることを待っていてくれた(殴)。しかしこの上にUKから40箱分くらいが運ばれてきて積まれるのかと思うとすこしこわい。やっぱり整理しないとだめだわ。

ここから10日間、自宅で自主監禁となって、食べ物も飲み物もなんもないし買い物にも出れないのでAmazonとかお取り寄せとかでいろんなものを買いまくっている。わかんないのはここよね。UKでは一番厳しいロックダウンのときでも生活必需品の買い物は一世帯にひとり、一日一回であれば許されていた。いまの「緊急事態」なんてその辺はずるずるで市井の人たちはいくらでも外で拾ったり拾われたりの機会に晒されまくりなのに、海外から戻ってきて過去一週間に3回検査受けて全部陰性でワクチンも一回受けている人をなんでそんな厳重に監視する必要があるのかしらん?

戻ってきた晩はあちこち掃除をしまくって最低限の生活ができる状態に戻して午前1時くらいに横になり、次に気がついたら午前11時だったので大変びっくりした(会社を休んでいるわけではないので)。 ホテルに隔離されていた時は朝6:30に館内放送で起こされたのだがそれがなかったせいもあるのか、刑期を終えた直後というのはこんなもんなのかしら。

家のWifiがどうも壊れているようなのでしばらくは映画も見れない。でも本だけはいっぱいあるし残しておいたレコードもあるし、あと今回、本当に大事な本数冊は手荷物の方に入れて運んできている。これらはホテルで少しづつ読むつもりだったのだが、あそこの部屋に置いてあったカルト本(ほんとにあんなの置くなんて)の毒に大切なGertrudeやVirginiaを晒したくなかったのでやめたの。

あとはやるきみたいなとこよね。そもそもほぼてきとーにやってきたのでやるきなんてカケラもないし持ちたくもないのだが(特に仕事の方面には)、さすがに消耗してすべてがどうでもよくなりつつある。恋しいのは過去のあれこればかりなり、って。 一週間後にはどうなっていることやらー。(ということを週単位で思ってばかりの今日この頃)

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