3.29.2013

[film] The Incredible Burt Wonderstone (2013)

今週は日曜から夜学に通うようにずうっと『ベルリン・アレクサンダー広場』に通っているので書いている時間がないの。

18日月曜日の晩、8時過ぎにTimes SquareのRegal E-Walkで見ました。
この日、夕方から雪ががんがんに吹雪はじめて、お蔭で最後の買い物とか言っている余裕はなくなってしまった。 Rizzori行きたかったのになー。

これ、タイトルがいつまでたっても覚えられないのだが、軽いコメディが見たいな、くらいで。

Steve Carell(若いころは長髪)とSteve Buscemiが幼馴染のコンビでマジシャンになろうってがんばって、自分達のシアターを持てるくらいにまで成りあがるのだが、その後はずるずる落ち目になって、Steve Buscemiは怪我して旅に出てしまうし、体を張ったパフォーマンスで攻めてくるJim Carreyみたいなマジシャンも出てくるしで、しょんぼりで、そんなある日、慰労に行った老人ホームで子供の頃マジックへの目を開いてくれた老マジシャン(Alan Arkin)と出会って再びやる気になって再起にかける というお話し。

キャストだけだとみんな好きなひとで、ぜったいおもしろいはずだし、ひょっとしたら泣けてしまうかも、と思って臨んだのだが、なんかあんましだった。
ところどころ面白いところはあるのだが、スラップスティックに繋がって転がってすっきり抜けていかない。 なんでだろ、もったいない。

たぶん、Steve Carell自身が、こういう芸人一代みたいなじっとりと花開いていくような役を演じるキャラではないからなのかも。
彼は、この作品のなかだとJim Carreyがやっているみたいな爆竹系のキャラのが活きる (ref. Anchormanとか)のでは。
それか思いっきり静かに地味にそこにただそこにいる、"Seeking a Friend for the End of the World" みたいなのをやるか。
こういうのを笑わせながらちゃんと演じられて物語をぐいぐい引っ張れるのって、Ben Stillerとか Will Ferrellくらいなのかなあ。

いちおう、ところどころおもしろいところはあるんだけどね。
最後に仕掛ける大ネタ、観客一発大移動のとことか。

あーでも、女優さんがなあー。  Olivia Wildeさんだとちょっと弱いのなー
なんか太ったおばさんみたいなひと(ま、Melissa McCarthyかね)が引っかき回したら楽しくなったかもしれない。

終わったあとで、Shake Shackに行った。 SmokeShackていうのがメニューに。

NYで見た映画はここまで。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。