6.25.2019

[film] Men in Black: International (2019)

16日、日曜日の夕方にPicturehouse Centralで見ました。

Will Smithがランプの精になっちゃったので再起動されたやつ? 最初はエッフェル塔でHenry - H (Chris Hemsworth)とHigh T (Liam Neeson)がなにかに向かって突撃しようとしているその瞬間とBrooklynの自宅で小さい頃のMolly (Tessa Thompson)がエイリアンに遭遇するところが描かれて、そこから20年くらい経ってMollyはFBIに優秀な成績でパスしてMIBの部署に行かせろっていうのにシラを切られたのであたまきて本部の建物に潜りこんだら捕まって、HeadのEmma Thompsonに試用してやるからまずロンドンに行け、って言われて、電車に乗ったらもうロンドンでHenryとかに引きあわされる。

Henryにいろいろ手ほどきを受けつつエイリアン友達のいるクラブに行ったら怪しい双子にそいつを殺されてなんかを奪われちゃったのでそのブツを追ってマラケシュ行ったり海辺の武器商人のとこ行ったりインターナショナルに動きまわるの。そうやって掘っていくうちに明らかになってくるHとTの過去とか、やっぱし最後にやってくる地球の危機とか。

タイトルも宣伝もいかにも消化試合みたいにてきとーなかんじがしたらやっぱしそんなふうで、元のシリーズが持っていた宇宙から落ちてくるいろんな脅威を迎え撃つわくわく – どんな変なのやばいのがくるんだろ - はあんまなくて、インターナショナルていうくせに狭い身内組織のごたごた - 怪しいのはどこの誰? - みたいのに終始してて、これじゃ”Fantastic Beasts”シリーズとかこないだの”Pokémon Detective Pikachu”とか既存のご当地化け物シリーズとあんま変わらないかも。謎解きみたいなとこに関していうと、最初の方でなんとなく怪しいやつわかっちゃうし。

じゃあ少なくとも”Thor: Ragnarok” (2017)でなかなかのコンビネーションをみせてくれたChris HemsworthとTessa Thompsonのふたりはどうかというと、確かに悪くないけど、ふたりが揃ってかっこよくどんぱちやる絵があんまないのと、”Thor”のときは彼女が上に立って堂々と仕切っていた、あれがよかったのになー。なんかとっても惜しいの。せっかく素敵なふたりなのにさ。

黒のスーツと秘密兵器で星空の彼方からやってきた魑魅魍魎をクールに始末して後には何も残さない、っていう基本形が、人知れず懐に忍びこんでいた何かとの戦いってなった途端にクールじゃなくなっちゃう、だってそんなの普段の生活にだっていくらでもあるしいるし戦ってるんだもの。

しかし、こないだの”Late Night”でもEmma Thompson の部下の女子の名前は”Molly”だったねえ。偶然かしらねえ。

もうじきのSpider-Manといいこれといい、無理してロンドンに来なくていいよ。しかもBrooklynとかQueensとかの奥地からさー。

あと、決定的なところを言うと、パグが足らない。もっとパグ盛って。

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