10.12.2011

[log] NYそのた - Oct.2011

NY、残りのあれこれ。

New Yorker誌のCartoonistとして、或いはShrek!をはじめとする児童書の作者としても有名なWilliam Steigが遺した膨大なイラストを未亡人のJeanneさんが纏めた本。 サイン入り。
日本だと滝田ゆう、あたりになるのかしら。

http://www.amazon.co.jp/Cats-Dogs-Women-Ninnies-Clowns/dp/0810995778

この本の経緯については、ここに少し。
http://fnewsmagazine.com/2009/11/interview-with-jeanne-steig/

あとこんな本もかった。
"Record Collecting for Girls: Unleashing Your Inner Music Nerd, One Album at a Time"
http://www.amazon.com/Record-Collecting-Girls-Unleashing-Inner/dp/0547502230

いろんなPlay Listを作るのってたのしいなー。なのだが、選曲は割と凡庸かも。

まだ書いてなかったレコード関係はー。

Generation Recordsで、Little Feetのアナログ2枚。こないだのアナログばか一代でよかったので。
- Jawboxの"absenter"の7inch。別テイク。$15。
- Psychic TVの"Just Drifting"の7inch。Holophonicの最初の7inch、ということで。


帰りの飛行機はほんとにへろへろで、3本しか見れなかった。

"Bad Teacher"
冒頭からRockpileの"Teacher Teacher"ががんがん流れるのでうれしい。エンディングはJoan Jettの""Real Wild Child"がかっこよくて。 あとは、"867-5309 Jenny"もいいかんじで。

キャメロンが不良教師役なんだけどねえ、そんなに不良じゃないのよね。なりきれていない、というか。
ジャスティンもぜんぜんやるきないみたいだし("Friends with Benefits "と比べると特に)。
やっぱし、下ネタが決定的に足らないの。”There's Something About Mary”並みにしょうもないネタのオンパレードを期待したのにさ。
よかったのはJason Segelくらいだったかも。

"Letters to Juliet"
見たくて、でも見逃していたやつだったのでよかった。
男はみんな(最後にでてくるほんもんのロレンツォをのぞいて)バカで幼稚で、Vanessa RedgraveとAmanda Seyfriedだけが聡明で美しくて、という楽しいおはなしだった。
プレハネムーンでイタリアに来たら彼が忙しくて相手してくれないので暇つぶしに50年前に書かれた手紙に返事書いて出してみたら、おばあさんとその孫が興奮してイタリアまでやってきてしまった。
で、暇ついでに一緒に50年前の恋愛の相手を探してあげるの。
しかし、ほんとにアメリカ人のおせっかいもいいかげんにしろよ、な話だとおもった。
うまくいかせないとみんなあまりにかわいそうで哀れになるから、うまくいくに決まっているお話しなの。
だから安心して見ていられた。
Amandaがたまにすごいぶーぃてふくれた豚顔になるところも趣深くてよかった。

続いて、イタリアついでにこれを。
"Mine vaganti"
「あしたのパスタはアルデンテ」 ~ きょうのパスタはぶにょぶにょ、ってことね。
パートナー会社との会合も兼ねた家族の集いにやってきたパスタ屋の次男坊が、会の前日の晩、兄に告白をするの。
家業を継ぐために大学で経営学をやっていることになっていたけど、実は文学を志している、しかも自分はゲイでローマに恋人がいる、親父がこれを知ったら勘当するに決まっているから明日でさよなら、ぼくは自由に生きる、と。

家族会議の日、それを次男が切りだそうとしたら兄が遮って、自分はゲイだ、ずっと従業員と恋仲だった、っていうの。 父親は激怒して長男を勘当、次男を含めて一同あぜん...
父親はそのまま心臓発作で倒れちゃってひいひい言いながら次男に向かっておまえだけが希望だ、あんなおかまやろうはほっとけ、って。 次男はしぶしぶパスタ屋経営の道を歩みはじめるの。

という微笑ましくぐじゃぐじゃした家族のありようががんがんのイタリア歌謡に乗って楽しく綴られる。 どいつもこいつも、のイタリア家族ドラマの典型。
パスタ、というよりミートボールのごった煮で、すんげえ適当に雑にいいかげんに作っているくせに、なんかおいしい、おいしすぎてなんかずるい、そういう風味の映画。 おもしろいけどね。

ゲイ兄弟のいかにもなかんじとか、その他家族の変な人たちとか、ちゃんと描けてはいたものの、でも、あのおばあちゃんのエピソードにフォーカスしたほうが、おもしろくなったかも。

あとは半分寝ながら"Super 8"をとばしとばしごろごろ。

あとはなんかあったか。

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