9.08.2016

[film] The Jungle Book (2016)

4日の日曜日の夕方、日本橋で見ました。

Tarzanの子供時代、と言ってもおかしくない(Tarzanの原作はキップリングのこれを参考にしたそうな)、森にひとり取り残されて黒豹とかオオカミに育てられたモーグリのお話し。
でてくる人間はモーグリ (Neel Sethi)ひとり(あと、すぐに殺されちゃうパパも)で、彼以外はいろんな動物たちがふつーに英語を喋ってる。 もういっこ、トラとクマとオオカミとヒョウとアナコンダがふつーに並んで共存/共生しているジャングル、少しへんなかんじはするけど、そういう世界がどっかにあるのかもしれないな、くらいに思っておいてもいいじゃん、みたいな。

トラのシア・カーン(Idris Elba)とモーグリのパパが果し合いをして、シア・カーンは片目を失ったもののパパを倒して、残された乳呑み児のモーグリをオオカミ一家が預かって育てるのだが、シア・カーンはモーグリをつけねらっていて、彼を鍛えてきた一匹オオカミ - じゃない、一匹ヒョウのバギーラ(Ben Kingsley)は、モーグリをこれ以上置いておいたら危険だ、と思って彼をファミリーから無理やり引き離すのだが、その過程でモーグリはひとりになって、放浪お気楽クマ(Bill Murray)とか殺し屋ヘビ(Scarlett Johansson)とかサルの大親分(Christopher Walken)とかに出会って逞しく成長していくのだが、やがてファミリーの長だったオオカミのアキーラ(Giancarlo Esposito)がシア・カーンに殺されたことを知って仇を討つために戻ることにする。
そこで彼はニンゲンの必殺兵器である「赤い花」を手にして立ち向かうのだがー...

過酷な抗争の果てにジャングルに置き去りにされたててなし子を巡る東映ヤクザ人情活劇(時々ミュージカル)、にそのまますんなり適用できそうなキャラクター設定とストーリーラインで、それはそれは、びっくりするくらい、なんの違和感もなく盛りあがれてしまう。 動物が人間みたいに喋ったり怒ったり笑ったりする、そこだけ変かもしれないが、ヤクザ映画では動物みたいな人間たちが動物みたいに噛んだり引っ掻いたり殺したりしているので、おあいこ、なんだとおもう。

ターザン見てこれ見ると、ジャングルで生きるのも楽じゃないのな、て思った。 必ずやさしいママは出てくるけど。 でもどっちにしてもサルは凶暴で邪悪でおっかない、と。

このお話し設定なら、”Fantastic Mr. Fox” (2009) みたいに作り込んでほしかったなー、とか。
動物たちが無表情に念仏みたいなのを唱えながら寄ってくるとことか、ぜったいおもしろくなるのに。

ヘビとクマの喧嘩はもっと見たかった。せっかくの”Lost in Translation” (2003)のリユニオンなのに。

大猿のKing Louiseって、オランウータンなのかゴリラなのか。 彼が出てくるとこって「地獄の黙示録」のカーツだよな。 続編では岩の底から掘りだされて復活した彼が復讐にやってくるんでしょ。

などなど、なかなかどうでもいいことを想いながら見ることができたので、よい映画なんだとおもった。

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