7.02.2016

[film] 10 Cloverfield Lane (2016)

6月26日の日曜日の晩、新宿でみました。

たぶんネタバレすると思うのだが、でも「ネタ」ってなんだよ? といっつも思う。

おそらく、結末とか決着とかそういうことだと思うのだが、そんなの知ったところでどうなるのかしら? 食材を並べたところでおいしいかどうかなんて、誰にわかるっていうのかしら? (おれにはわかるんだよ、ていうひとが沢山いるのね)

JJAの映画はそういう意味では「ネタ」オンリーでできていて、ネタとして出てこないものは一切視界の外にあってわからないし、関知しないし、映画の画面に出てきたこと、そこで起こったことが全て、という作りになっている気がする。

“Cloverfield” (2008)ていうのがまさにそれで、なんでもビデオに録っておきたがるバカが経験したこと、あのビデオに映ったものがほぼ全てで、そこから先の、「あれ」がなんだったのか、どっから来たのか、名前はなんなのか、なんでいろいろ壊したり襲ってきたりするのか、なにひとつ明らかにされないまま、でもそんなの知ったこっちゃない状態であれらはわらわらやってきて、追ってくるからとにかく逃げるしかない、そういう世界のお話し、という点では繋がっているのかしら。 ← なんかばらしてる?

とっても人生が嫌になったらしいミシェル(Mary Elizabeth Winstead)が家を飛びだして車で道をえんえん走っていたら夫(Bradley Cooper - 声だけ)が電話をしてきて、ちょっと気を取られたその瞬間、車がひっくり返って暗転して、気がついたらどこかわからない部屋に鎖で繋がれていて、現れたのはハワード(John Goodman)ていうむさいでぶの巨人で、ここは自分ちのシェルターで外界は汚染されているから外に出たら死ぬぞ、て言われる。

とうぜん怪しいし信じられないので散々逃げるべく暴れるのだが、どうもハワードの言っていることは間違っていないようだし、食べ物はくれるし怪我も直してくれるし、大抵のものは揃っているし。 同じようにそこに逃げてきたエメット(John Gallagher Jr.)と3人で暮らそうとするのだが、やっぱり疑念が湧いてきてしまい、そしたらぼろぼろいろいろやばいのが出てくるのでやっぱし逃げるべし、になって、出てみたらなにこれ? な世界が待っていた。

巻き込まれ型サスペンスから監禁ホラーになって脱出モノになってからエイリアンだか宇宙戦争みたいになる。 ミシェルさんはとってもついてなくてかわいそうとしか言いようがないのだが、なんでこんなことになったのか理由は一切明らかにされない。そこには謎みたいなのがまったく、殆どないの。

何かが起こって外界と大気が汚染されて、それを予見していたハワードはシェルターを準備していてそこにミシェルとかエメットを匿われて、以前そこにいた女の子になにかあったらしいが一緒の暮らしに耐えられなくなっただけかもしれないし、ハワードがパラノイアみたいになっているのは、まあそういうひとはそこらにいるもんだし、それが嫌になったミシェルが外に出るのは自然だし勝手だし、そこで変なのが襲ってくるのも、地球外のなら、そういうもんでしょ。

だから、おっかないようー、にはあんまならなくて、ご愁傷様ねえ、なの。

あとは、”Super 8” (2011)にもあった(失われた or 失われてはならない)家族のおはなし。
ハワードが”Pretty in Pink”を見ているシーンがあるのだが、そのへん。

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