8.20.2013

[film] White House Down (2013)

17日の土曜日、Star Trekを見終わった20分後に見ました。 とってもつかれた。
Star Trek見て、これ見ると権力とは、とか権力を落っことすとは、とか、ふうんーて思うし、なんて国だろうねえアメリカ、とかも思うわ。

Channing Tatum(役名はJohn Cale... )はお仕事で下院議長(Richard Jenkins)の護衛をしてて、娘を連れてWhite Houseに面接に行く(大統領の警護官志望)のだが、面接は落ちちゃって、その帰りについでだから、とその場でやってたWhite Houseの見学ツアーに参加したら、途中でテロとその集団に遭って、娘とは館内で離れ離れになり、たまたまぶつかった大統領(Jamie Foxx)と一緒に逃げたり戦ったりしていく。 その過程で複数の動機、多様なたくらみが明らかになってみんな大変だねえ、になるの。 大統領守って、娘も守って、アメリカも救う。 どんなもんだい。

4月に見たこれと同様のWhite Houseぶっこわし映画 - "Olympus Has Fallen" - 『エンド・オブ・ホワイトハウス』 - との比較でついあれこれ見てしまうのだが、ちがうところもあるし、おなじようなところもある。

両者に共通しているのはこんなこと -。

- 最強、最前線の警護官ではなく、疲れていたり失敗してたり家庭が程よく壊れているような警護官ががんばる。(一番じゃなくてもよい、一番じゃないほうがいい)
- 大統領は、自分で喧嘩できるひとじゃないとだめだ。 (パンチとキックができること)
- 大統領の下のやつらは割とどうでもいい。
- 空からくるやつにはちゅうい。
- 屋上にいるやつにもちゅうい。
- あそこの地下にはなんかある。

基本にあるのは、あの城(白い家)と主(President)を落とせば、世界は自分のもんになる、という思いこみ。
これって911以降、リーマンショック以降もしぶとく持ちこたえている米国への、米国人による共通の認識なのかしら。
それとも、やれるもんならやってごらん、ていう世界に向けた挑発なのかしら。

で、城はとりあえず落としても、主と番犬がなかなかしぶとくて、難儀するから気をつけろ、ていう。

"Olympus Has Fallen"のGerard Butler & Aaron Eckhartのハードコアな(犬顔)コンビと比べると、こっちのChanning Tatum & Jamie Foxxのがやや柔らかめであんま強そうには見えない。
火器銃器の数、死人の数が多くてやかましいのが前者で、飛行機が落ちたり全体の仕掛けが派手で豪華で映画ぽい記号あれこれ(旗ふり、とか)に溢れているのが後者、かも。

なんかさー、Channing TatumとRichard JenkinsとMaggie Gyllenhaalが並んでいると、ふつうの家庭ドラマみたいに見えちゃうのよね。 Channing TatumとRichard Jenkinsは"Dear John" (2010)で父子だったし。 Richard Jenkinsの焼くラザニアがおいしそうでねえ。

娘のエミリーさんによるとブログなんてもう古いんだってさ。

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