5.09.2019

[film] Shazam! (2019)

5日、日曜日の午後にLeicester Squareのシネコンで見ました。もう終わっちゃいそうで。

DCコミックモノだけどなんかとっても子供向けっぽいかんじだしどうしようかー、だったのだがZachary Leviって”Tangled” (2010)のFlynn Riderだったのね!  ということで(←結局さー..)。

74年、NYのupstateでThaddeus Sivanaが父と兄と車で移動中に変な宮殿に瞬間移動してそこで変な魔術師と石になっているSeven Deadly Sinsに遭遇して、でも手前でDeclineされて、あれはなんだったんだ? ってなるのが冒頭。

時は現代のフィラデルフィア、幼い頃に縁日の雑踏で母とはぐれてしまったBilly (Asher Angel)はいくつかの里親を転々としつつ実母を探したりしていて、新しい里親夫婦のところで脚の悪いFreddy (Jack Dylan Grazer)と4人の里子たち – ふつうの女子、でぶ(男)、アジアン(男)、アフリカン(女) - と共同で暮して、ハイスクールライフをはじめる。

大きくなってDr.になったThaddeus Sivana (Mark Strong) はヒマなのかずっとあの魔宮への入り口を探していて、ついに見つけて中に入り、よい魔術師を倒してSinsを手にいれて、父と兄の会社にいっておまえら散々バカにしやがって、と復讐を果たす。 とほぼ同じころ、地下鉄から魔宮に迷いこんだBillyにへろへろの魔術師はおまえがなんとかするのじゃ、って無責任に脅迫し、Shazamのパワーを押しつけてどっかに消える。

でっかいShazam (Zachary Levi)に変態したBillyはFreddyと一緒に狂喜して自分のスーパーパワーを見せびらかしたり動画にしたりはしゃいでいると、それをかぎつけたSivanaがやってきて壊したり荒らしたり始めて、向こうには7 Sinsがいるので手強くて大変なの。

エンドロールに流れるRamonesも同じ(直近の)Spider-Manとの比較でいうと、こっちはスーツを着るのではなく自身がもう少し歳を重ねた大人の自分に変身する、そして変身した自分は無敵のパワーを持っていて大抵のことはできてしまう。他方Spider-Manは、スーツを着ることで無敵になるのだがそのパワーの行使には(びっくり喜びつつも)慎重で、この辺は身寄りがないし早く大きくなってなんでもできる強い大人になりたい、という里子と、おじおばを始めいろんな人に大切にされてきた子の違いなんだろうな、とか。
へただけどバンドやろうぜ!の子達と、ひとりでギター抱えて歌いだす子の違いというか。

どちらの事情もわかるし正義の味方になる筋として通っているとは思うものの、呪文を唱えていきなり未来の自分が現れたら最初はショックで戸惑ってスーパーパワーどころではないのではないか、と思う。大きくなったらあんな顔と身体になっちゃうんだ、とか、あんな筋肉いらないから金くれとか本とかレコードとか(殴)。 
ハイスクールものなのに恋愛要素があんまないのはこの辺で微妙に生々しくなっちゃうからだろうか。

もちろん、子供映画としてはパワーレンジャー的なチームでやっつける(筋肉共同幻想)、の方に持っていきたかったのかもしれないけど、あの子たちだったらBreakfast Club的な、みんなそれぞれあっていいんだよ、にするやり方だってあったかもだし、続編はそっちの方に向かうことを期待したい。なんにも解決しないけど、それでいいんだ、って。(いや、だめじゃん)
だってFreddy役の子のノリって、Anthony Michael Hallのそれなんだもの。

あと、善は家族を大切にして大人になる(ことを受け容れる)けど、悪は平気で親兄弟を殺す、って、わかりやすいねえ。

あと、中年男性があの杖を手にしていたらShazamは老人になって現れるのだろうか? 
いくつまでだったらShazamにしてもらえるのだろうか?

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