6.20.2018

[music] The Psychedelic Furs

15日の土曜日の晩、Meltdown Festivalの初日、Royal Festival Hallでみました。

Meldownは2010年のRichard Thompsonがcurateしたとき、たまたま出張で来ていて、Elvis Costelloのを見たことがあって(アンコールで2人で”The End of The Rainbow”をやってくれて泣いた)、昨年のM.I.A.がcurateしたのは、知らないのばっかりなのでビビって行かなかった(後悔)。今年はRobert Smithで、彼の名が出てから何がくるかなー、と思っていたら想像以上にロックなのが八百屋みたいに並べられて(まさかNINがでるとは思わなんだ)、これならCureのフェスやったほうがよくない?(昔やってたよね、Curiosa..)とか思ったけど、しょうがない。  泣きながらチケット取ったり取れなかったりの感覚を久々に味わったわ。(買ったチケットは8枚、あとから2枚被っていることが判明。 それがなにか?)

The Psychedelic Fursのライブを見るのは初めてで、これまであまりよい聴き手でもなくて、この辺のことを書きだすと止まらなくなる可能性があるのだが、例えばThe Psychedelic Fursという名前にしてもRichard Butlerというヴォーカリストにしても、80年代の頭くらいにはなかなか微妙だったの。例えばEcho and the Bunnymenというバンド名は問答無用だったし、そのヴォーカル - Ian McCullochと比べたりすると、あるいは当時は飛び道具のように風船のように得体知れずに浮遊していたThe Cureなんかと比べてしまっても、どうなのか、と。 ジャケットのセンスもなんかよくわかんなかったし、3枚目でTodd Rundgrenに行ったのもえー、だったし(当時はね)。 もちろん、Richard Butler命、で英国まで行っちゃうような人もいなくはなかったし、それもべつにわかんなくはなかったし、けどさー、ぶつぶつ(えんえん)。

前座はなんとThe Church。 こういうバンドまで見れてしまうという驚異。 なんて馴染んでくる音だろうか、なーんでこんなに居心地がよいのか、と涎垂らして聴いてた。アンサンブルは多少よたっていたが、灰色のシンセの森に2台のギター木こりが切りこんでいく。ああこれにずっと浸っていたらだめ人間になる … もうなってるか …  とか。

休憩時間に流れていた曲たちがこれまた..  Juliana Hatfield “My Sister”に、The Sundays “Here's Where the Story Ends”に、Dinosaur Jr. “Start Choppin’”に、The Sugarcubes “Birthday”に… 

The Psychedelic Fursは盤石だった。最初のほうこそSaxophoneがややうるさいかねえ、だったが気にならなくなって、4曲目の”President Gas”で座っていたお年寄りのみんな(あんたもな)は立ちあがって前のほうに走っていって団子になって(しばらくしたらぜーぜー言いながらみんな戻ってきた)そこからはずっとお祭り状態で、どの曲もGreatest Hitsだし、Richardはほぼ”Thank you”しか言わなかったけど客席のほうに頻繁に手を延ばしてきてスターのオーラ満載だったし、前の列で踊り狂っている明らかに同年代の女性があんたなんで踊んないのよ立ちなさいよ、て頻繁に目で攻撃してくるのだったがやりすごす。 中盤過ぎに映画”Call Me by Your Name”で再び光を浴びた”Love My Way”も出て、もうちょっと盛りあがるかと思ったけど、わりと普通で、あそこでArmie Hammerがやった踊りをみんなで… でもそもそもみんなあんなふうに踊ってたのだった。

バンドの音はだれたり澱んだりがまったくない硬い一枚板になっていて、Richardのヤスリのような声質ときれいな火花を散らして気持ちよいったらない。

本編のラストは”Heaven”、アンコールの終わりは”Pretty in Pink”で、まったく予想した通りで、でもつまんないわけないの。オリジナルのリリースから37年、映画での再リリースからも32年、それだけ経ってもなおこの曲はあの頃の浮かれてバカっぽかったバカの熱を再燃させて、なんてしょうもないことでしょう、帽子でも被るか、とかしみじみした。

ところで、この夏はなんとしてもエヂンバラに行かねば。

https://www.theguardian.com/music/2018/jun/19/60-years-scottish-pop-biffy-clyro-orange-juice-ivor-cutler-rip-it-up

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