4.29.2015

[music] Adrian Sherwood At The Controls

18日の土曜日の晩、代官山で見ました、というか聴きました。
C​harli​ ​X​C​Xに行けなかった腹いせ。

この晩は下北沢かどこかでアナログばか一代のフィル・スペクター特集もあって、どっちの音の壁を取るかで悩んで、よりやかましいほうにしたの。 フィレス・レコードは歳とったら自分で集めるんだ。しんでなければ。

6時開場、7時くらいにAdrian Sherwoodせんせいが登場して、コンソールをいじり始める。太鼓のバチを手にご機嫌なご様子。 そういえば前の晩からハゲばっかしだな、てふと思った。

Adrian SherwoodとかON-Uの名前を最初に意識したのはなんだったのかしら。
“New Age Steppers” (1980)の頃はたしかそんなに知らなくて、Depeche Modeの”People Are People”の12inchのどしゃぐしゃmixの、あまりのぶち壊れようにのけぞったあたり、だったかも。

最初のコーナーは、MIX 1:“HEAD” AT THE CONTROLS - ’79 ~ ’89 CLASSIC DJ SET
ていうやつで、クラシック、ていうならついていけるかも、と思ったのだが、基本あんま変わってないふうよね。 岩場にクサビ打ちこんで亀裂つくってその隙間に爆竹つっこんで吹っとばして粉塵ぱらぱら煙もうもう耳きーん、みたいな。 音圧はなかなかだった。

せんせいを最後に見たのは2004年のBowery Ballroom、再結成されたTACK>>HEADのときで、あれはなかなかすさまじかった。 けどあれ、コンソールいらないかんじもしたこともたしか。

次のコーナーは、MIX 2:NISENNENMONDAI X ADRIAN SHERWOOD LIVE DUB SET
ていうやつで、にせんねんもんだい、のライブのコンソールをAdrianせんせいがライブでミックスする、ていうもの。
にせんねんもんだいご自身がすでに緻密な壁を築いてしまうので、アプローチはその上に更に積んで重ねるか壊すか、どっちかだな、と予想していたとおりのかんじで、でも全体の波やうねりを止めるような野暮なほうにはいかなくて、そのへんはさすがだったかも。 女の子3人が輪を作っていて、あまり手を出しようがないところにハゲがどう突っ込んでいくのか、がスリリングでしたわ。

次の    MIX 3は最近のやつ、らしかったので年寄りはおとなしく帰りましたの。

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