1.11.2013

[film] The Twilight Saga: Breaking Dawn - Part 2 (2012)

3日の夕方、渋谷でみました。 ちょっとだけお正月ぽいし。

Twilight Saga4部作の終り、最後の第4部のパート2。これでおわり。 これでお別れ。
パート1は変てこな結婚式~怒涛の初夜を経て、最後は出産でろでろという、どうしろってのよ、的な展開だったのに対して、こんどのはだいじょうぶだから。

前作のラストで血も身体もヴァンパイアとして転生したベラと、あっという間に小学生くらいに成長してしまった娘のレネズミ(て字幕にはあったけどレネズメ、だよね ...)の社会適応物語と、まだ当時人間だったベラとの間に生まれてしまった子供ってコンプライアンス違反だから、とバチカンの懲罰委員会のみなさんが懲らしめにやってくるのだが、こっちはこっちでローカルなはぐれヴァンパイア軍団を組織して、狼団も援軍で加わって、オレゴンの雪原で妖怪大戦争が、ていうのと。

はぐれヴァンパイアそれぞれのキャラと特技が興味深い。こいつらと比べたら第一作に出てきた悪ヴァンパイア達の弱さはなんだったのか、という。 ていうか君たち別にヴァンパイアじゃなくても十分やっていけるでしょ?

キーとなるメッセージは、ダイバーシティと過去の歴史から学ぶことの大切さ、なの。 ほんとなのよ、おおまじで。

ぼんやり暗くて不機嫌でやるきなしの女子高生だったベラが、地場のモノノケ - ヴァンパイアと狼男と出会って恋愛して、でも純潔は守って結婚して子供を作って、そうやって成長していく、話の柱って実はそれだけなのだが、そのまわりに有史以来のいろんな生物共存の知恵と歴史がしっかりと織りこまれている。 よくもまあここまで持ってきた、じゃない、成長したもんだ、とベラを見ているみんなが思って、でもそこには狼男とヴァンパイアが必要だったのね、ふつうのオトコじゃなくて、という。

American Natural History X というか。 実のところ、そこにはなんの闇も影もない、極めて健全で草食なヴァンパイア・サーガ。

あとはねえ、なんだかんだ言っても、自分はこのSagaが好きだったんだなあ、と改めて思った。
周りからどんだけバカにされようと笑われようと、学園ドラマから始まって底抜けに悪いやつはひとつも出てこない、音楽も含めてさらさら系のエモいっぽんで流れていくこのお話しを自分は愛していた。

それにしても。 これは米国の初日に見たかったよう。
ジェイコブがベラのパパの前で裸になっていくとことか、戦いのクライマックスで、え? ってなるとことか。 あそこ、日本で隣の女子高生ですら「うそ、なに?」と絶句していたくらいだから、これが米国だったら大騒ぎになっていたにちがいないなー。

後日譚をつくるとしたら、ひとりと一匹で世界探訪の旅にでたジェイコブとレネズメによる「子連れ狼」とか、ベラがパパの犯罪捜査に協力して悪者をお仕置きする刑事もの「ヴァンパイア刑事」とか、生活のためベラが高校教師になる「ヴァンパイア教師」 - 同窓会にいっても先生はまったく歳をとらない - とか。

最後に人間の友達 - Anna Kendrickさんとかにも出てきてほしかったなー。
そういえばパパはかわいそうだ。 周りはみんな化け物になってしまってとうとうひとり。

音楽は最後のほうがほんとによくて、"A Thousand Years …"とかで泣きそうになったりしたのでこんなことではいかん、と頭をぶるぶるしたの。

全5作を爆音オールナイトでやってくれないかなあ …  1万円でも行くけどなー。

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