5.31.2012

[film] The Raid: Redemption (2011)

まだ日曜日の続き。 年寄り共との夕食がまだ明るいうちに終わってしまったので、映画でも見ておくことにした。
せっかくいっぱい展覧会みて楽しかったのに、締めがじじいとの会食なんてかなしすぎるから。

でも、静かめのとか字幕を追うやつなんて見たら爆睡するのが目に見えていたので、どかどかうるさい系にした。

前にTrent Reznorさんが、アクション映画を見たい気分だったら、今すぐ劇場に走れ! て呟いていたのがこれ。
4月にNY行ったときもやってて、行きたかったのだが、時間的に無理だったの。

たしかにアクションはすごかった。(英国では18禁) 
あのひと、こういうの見て鍛えているのかしら(そもそもなんのために?)。

インドネシア語(?)の英語字幕だった。 でも字幕見なくてもへっちゃら。
ポスターとかのかんじから、原作は格闘ゲームソフトかなんかかと思ったのだが、そういうのでもなさそう。
筋は簡単で、町のはずれに犯罪組織のアジトになっているアパート(30階くらい?)があって、難攻不落で、敵対するギャングとかが攻めに行ってもぜんぜん落ちない。 なので、壊滅させるためにフル武装した機動隊が20人くらいで乗りこんでいくの。

タイトルの"The Raid"は、ガサ入れのこと。 もういっこの"Redemption"は、見てればわかる。

最初のうちは順調に上のフロアに攻めあがっていくのだが、感づいてしまった住民(=組織のひとたち。Tシャツにジャージにサンダルはいたそこらのあんちゃん達)が銃で反撃してきて機動隊はばたばたとやられていくの。

機動隊側には主人公ぽい若者がいて、冒頭のシーンでは黙々と体を鍛えてて、身重の妻をなでなでして、必ず連れて帰るから、とか言っているのだが、こいつがめっぽう強くて速い。

最初は銃撃戦だったのに、いつの間にか銃の勝負ではなくなって、ナイフとかアジアの蛮刀みたいのを振り回すようになり、最後は素手での蹴りあい殴りあい。 首が飛んだり腕が飛んだり血しぶきぴゅー、といったあからさまなのがないかわりに、刺し身、切り身系がめちゃくちゃ痛そうなのでそういうのが苦手なひとはやめといたほうが。

例えばね、壁の向こうに隠れた若者を追ってきたやくざがでっかい刀で壁をはじからがしがし刺しまくって、隠れてねえかおらー、とかやるのだが、その最後の一刀が若者の頬をつーって切り裂くの。 すごく痛いのに声出したらばれちゃうから息をのんでて、刀が抜かれるときも指で血を拭わなきゃいけなくて。 思い出しただけでいたいよう。

格闘に言葉はいらない。ガン睨みも「ぶっころしたる!」みたいな見栄も切らない。
洗濯物を取りこむみたいなかっこでわらわら、刃物を手に出てきてほぼ無表情に襲いかかってくる。

設定としてはひとりでがんばるダイハード系なのだが、アクションはあれの100倍くらい速くて痛い。でも痛みを感じる前に次の動きが。
サンダルではたかれてもすぐに走り出すゴキブリとか、そういうのを思い出したりする。(ごめんね。失礼だよね)
どちらかというとやられる側のほうがほんとに痛そうではらはらする。 首のうしろからおちる、そっくり返って腰からおちる、ピンボールみたいに、もんどりうってから弾き返される、などなど。

フロアが下のうちは、ひとりで二人くらいべきばきなぎ倒せたのだが、だんだんに相手も強く粘っこくなってくるので見ているほうもぐったりする。 ふつうのひとだったらあんなことされたら軽く10回はしぬ。

ワイヤー吊りもストップモーションもない(たぶん)。 カメラは計8~16本くらいの腕と脚の動きを追うのにいっぱいいっぱい。でも見ないとやられちゃうから。
落着きのないダンスのフィルムを見ているようでもあるが、ダンスは相手の動きを継続させるためのものであるのに対し、こっちは相手の息の根を止めるためのものだ。 そういうダンス、といえないこともないけど。

音楽は、パーカッションの使いかたとか、ばったもんのNINみたいだったので誰? と思ったらLinkin P のひとだった(笑)。


もう6月かあ。 1年のおりかえしかあ。 なにやってんだろ。 (ひとりごと)

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