1.09.2011

[log] Tokyo - Jan.5-8

5日に部屋をひきはらってJFKに向かいました。
パッキングは深夜にレシートとかチケットの整理をはじめたら止まらなくなって約2時間。 
くじけてふて寝して朝7時から再び、でなんとか。

前回の帰国のときも重みで肩が抜けるかと思ったが、今回はあれ以上でまじで死ぬかと思ったら、手荷物検査のとこでアナログをいれたバッグがひっかかる。
バッグをあけた係官が「これぜんぶレコード?」「うん、レコード」「DJかなんかやってるの?」「んー(めんどくせ) kind of …」とかてきとーこいて、突破した。

機内映画は3本ちょっと。

”Kick-Ass”をやっぱしふたたび。ラストのどんぱちのところは特に3回くらいリピートする。 
あそこ、もっと畳みかけるような展開にできたかもなー。

"Going the Distance" - Drew BarrymoreとJustin Longのリアルカップルによる遠距離恋愛もの。 "American Teen" (2008)の監督によるものだったので期待していたのだが、これはちょっと・・・
あまりに現実感なさすぎるようにみえて、途中でねてしまう。

目覚めてからは "Life as We Know It"を。
友人夫婦の突然の死によりその赤ん坊をひきとることになった全然相性のよくないふたりがひとつ屋根の下で育児にがんばるおはなし。
全体にちょっと冗長なとこをのぞけば、おもしろくてたのしい。
Katherine Heiglて、やっぱりいいよねえ。
これも現実感ないといえばない話なのだが、要は作りようなのだよね。たぶん。

でもこの邦題、ぜんぜんだめ。家族のはなしじゃなくて、赤ん坊が間に挟まっただけのラブストーリーなのに。なんでも「家族」だの「幸せ」だのにこじつけるんじゃねえよ。

それから、"The Social Network"の最初のとこのシークエンスだけもう一回、と思って見始めたら結局最後まで見てしまった。 これやっぱしおもしろいかも。
あと、NRヘッドホンでがんがんでっかい音で聴いてみると、音がめちゃくちゃ気持ちよくて、はっきりと音が場面を転がしていくかんじ。

到着間際に、もういっかい"Going the Distance"に臨んでみるが時間切れでだめ。
しかしなんか、内輪でたのしんでいるだけみたいなかんじで。
ラストはなんとかなるのかしら。

今回のハーゲンダッツは普通の硬さでつまんなかった。

というわけで成田に着いて、翌日から会社で。
会社の帰りに駅前の本屋をのぞいてみる。

2ヶ月以上留守にしていたので、雑誌とか目新しくてたのしいはずなのだが、ぜんぜんでしたわ。 なんかニッポン再発見とかそんなのばっかしで、なんだこりゃ気色わるい、としか言いようがない。 

恵比寿ガーデンシネマもシネセゾンもなくしてしまうような国に再発見する価値なんて、ねえよ。

土曜日は髪を切ってから渋谷にでる。
HMVはなくなったが、タワブクはある。

もう初買いアイテムは決まっていて、
"TOUCH & GO: THE COMPLETE FANZINES REPLICA BOX SET"。
わしづかみ。 これ向こうではもうどこ行ってもなかったのね。

あと、スーザン・ソンタグの『私は生まれなおしている』もついでに。
新年にはちょうどいいし。 私も生まれなおしたいし。

Simon Reynoldsの”Rip It Up and Start Again: Post Punk 1978-1984”の翻訳が出ていた。 
けど買わなかった。

月曜日は仕事だし、来週はずっと難儀なあれこれが。

当面の目標は、ゴダールとカンディンスキーとデューラー、ということで。

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