1.02.2011

[film] Cluny Brown (1946)

30日から、お正月休みに入った。でもお正月はないから、いつもの休みで、いつもの休みだからいつものように映画を見てライブに行っただけですわ。 

この日は映画2本にライブ1本。

最初がErnst LubitschのCluny Brown (1946)。 邦題は『小間使』。

Film Forumで暮れに1週間くらいだけ、New Printで上映してて、この作品はFilm Forumで何回も見ているのだが、何回でも見たくて、何回も見ているのに、なんでかいつもクリスマスの映画だと思いこんでしまう。 

気がついたら最終日だったので慌てて駆けこみました。

Cluny Brown(Jennifer Jones)は、パイプの修理が得意な小間使さんで、いつも天真爛漫元気一杯で、派遣された英国貴族のおうちでもどじばっかりで、ひどいめにあったりするのだが、めげずにがんばるの。
チェコから逃げてきた怪しげな大学教授のひと(Charles Boyer)と仲良くなったりするのだが、彼女自身の縁談とかも持ちあがってどたばたするの。

とにかく腕まくりするCluny Brown、最後に自転車をぶっとばしていくCluny Brownが素敵でさあ。 46年のガーリー映画でもあるの。

教授の恋敵になる薬屋のぼんぼんとその母親とか、小間使の上の人たちとかのおちょくり具合が軽くて楽しくて、女の子がパイプの修理してなんでいけないのよ? とか、ナイチンゲールなんて嫌いだ、とか最後までねちねち嫌味をやっているところがルビッチで、いいなあー、て。

ルビッチといえば、いまなんでか『桃色の店』を強烈に見たい。
こないだJames Stewartを見たからかなあ。

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