11.12.2015

[log] NYそのた1 - November 2015

NYで買った本とかレコードとかざんねんだったのとか。

でも今回はあんましなかったんだよう。
Union Squareを中心に本屋レコ屋をまわっては戻り、を繰り返すしかなくて、一箇所で深く潜って掘って、みたいなのができなかったので、残念としか言いようがなかった。

あとね、2週間前にでっかい本ふたつを含む収穫ブツを持ち帰って部屋にでん、と置いた(積んだ、とは書きたくない)とき、奥のほうでなんか床がみし、とか言った気がして、本は積むためのものではありません読むためのものですいったいいつになったらあなたは、とか聞こえた気がして、そもそもここは部屋なのか倉庫なのかどっちなんだ床はいったいどこにあるんだ、とか目が彷徨った気がして、いろいろ幻覚幻聴疑惑も含めて考えてしまったりもしたのでー。だからー

Other Musicに行って、Generation Recordsに行って、Barnes & Nobleに行って、Rizzoliに行って、Strandに行って、Academy Recordsに行って、Mast Booksに行って、St. Mark's Bookshopに行って、McNally Jacksonに行って(だいたいこの順番で、何回かに分けてぜんぶ歩く)、でもあんまし買わなかったのよ。 地下鉄でBrooklynまで出ると腰も据わって攻めのモードになるのだが、なんか近所でおつかい、みたいなかんじになってしまうのだった。

だから本はMast Booksで買った64年のスイスの古雑誌とか、サイン本ふたつ - Carrie Brownsteinさんのメモワール(なんか、とっても..)と、Jesse Eisenbergさんの短編&コント集 (?) "Bream Gives Me Hiccups & other stories” その程度。 Jesseさんの表題作 - 9歳の男の子によるレストラン・レビュー - がおもしろくてさー。

Mast Booksのガラスケースに入っている古本はとんでもない高額なやつらであることがわかった。
 
雑誌で異様に重くて、でも表紙がMiss Piggyだったからつい買ってしまったのがこれ。

http://oddamagazine.com/

St. Mark'sでは地味にハロウィンをやってて、パパに連れられた子供がハロウィーン!とか入っていくと、レジの女性がめんどくさそうに持ってけ、て入口にお菓子入れを指さしたりしてて、微笑ましかった。

レコードはアナログで、Joanna Newsomさんの新譜と、オムニバスで
“[cease & desist] DIY! Cult classics from the Post-Punk era (1978-1982)” 、ていうやつ。
これ、半分くらい知らない人たちなのだが、どいつもこいつも音はへっぽこ、スカスカのカスカスで、なんかたまんない。
80年代後半以降に絶滅してしまった音だよねー、ておもった。

あとは、Third ManからでたCourtney Barnettさん(ううう...)の7inchとか。
あと、Numeroから出ているOak Recordsのアンソロジー箱(Num060)をどうするか、延々悩んで、今回はやめた。

やっぱりレコードは対岸に渡らないとなー。

他に映画は、11/4の"Brooklyn"にぎりぎり間に合わなかったのがかなしかった。 週末だけ先行でやってくれないかしら、と祈っていたのだが、ほんとざんねん。 
あと同じく4日からBAMでの"OUT 1"上映。
ハロウィンの晩、BAMではTod Browningの"The Unknown" (1927)  - サイレントをやってて、でも夕方に立ち上がれなくてあきらめた。(で、”Crimson Peak”に行った)

そしてMOMAでは毎年の”To Save and Project: The 13th MoMA International Festival of Film Preservation”が始まっている。 見たいのばかりだけど、やはりChantal Akermanの2本 - ”Jeanne Dielman, 23, quai du Commerce, 1080 Bruxelles” と”Je tu il elle (I, You, He, She)” を見たいよう。


そうそう、ハロウィンの夕方、ぱたぱた歩いているとき、走っている車にぶつかったの。
青信号で横断歩道渡っていたら左折したのがこっちに突っこんできて、転倒しなかったけどよろけてフロントにぐんにゃりして、周りが騒がしくなったけどめんどうだし急いでいた(ほんとに時間ないんだってば)ので、そのまま逃げるように立ち去ってしまった。
こんどからあの場所は「現場」と呼ぶことにする。

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