5.24.2015

[log] Chicagoそのた - May 2015

シカゴでのあれこれ。
もうすごーく昔のことな気がするので思いだせるかぎりでがんばる。

行きと帰りの機内でみた映画;
4月もそうだったけど見たいのは既に見ていて、見ていないのは見たくないのばっかしだった。

ちょうど「シャーロット・エリザベス・ダイアナ」がデリバーされた直後だったので大英帝国特集でいこう、と適当に決める。

Kingsman: The Secret Service (2014)

シンガポールで見たやつをもういっかい、あのラストの花火大会のところとか。
最近の007もそうだけど、リアルに走りすぎて面倒なかんじになってきたスパイアクションが忘れかけているバカバカしさがてんこもり。

Night at the Museum: Secret of the Tomb (2014)
ほれ、大英博物館の話だから。 これ、1も2も見てなくて、だって夜中に博物館の展示物が動きだすなんて当たり前すぎてつまんないじゃん。 でもほんとばかじゃのう、とか、ああRobin Williams … とかやっているうちに終ってしまった。 Rebel Wilsonさんがもっと大暴れすると思ったのにな。

他には、びっくりしたことにワイズマン先生の”National Gallery” (2014)なんかもやっていたのであるが、さすがにこれは、だった。(なんでか?)

帰りの便のほう。

Still Alice (2014)
映画館でも見るつもりだったしどうしようかなー、でも見てしまった。もう一回見ればいいや。
50歳で若年性アルツハイマーと診断されたAlice (Julianne Moore)、病状の進行に伴う家族とのあれこれ。
自分の頭のなかにある記憶こそが自分を、自分とその家族を、更に自分と社会を繋いで自分たらしめるものなのだ、ということが明確に冷酷に告げられる。 それでも。 それはAliceなのか。
その後ろ姿、後ろ頭のみですべての事態の救いようのなさ、遠くに行ってしまうAlice - を説明してしまうJulianne Mooreのすごいこと。
家族のなかではあんま出来のよくない次女を演じるKristen Stewartもすごくよいの。

Interstellar (2014)
見るものがないので眠り薬としてもういっかい。 … でも眠れず。
本を床に直に平積みしておくと地球と人類を救うことはできないんだな、ということを強くおもった。

大茶飯 (2014)   英語題は”Gangster Pay Day”
行きの機内で半分くらい見て寝ちゃって、帰りの機内で残り半分をみた。
Anthony Wongさんがやくざ(あんまハードじゃない、ちんぴら寄り)の親分で、父から受け継いだ料理屋をやっている若い娘Meiを好きになって、でも子分の若いのもMeiのことが好きでMeiも子分のほうを好きそうで、やがてその若いのは敵対する組のに殺されちゃって、さて親分は。
冒頭、MeiがAnthony Wongの遺影らしき写真を受け取るシーンがあるので、だれもが彼がたったひとりで殴りこみに行って血みどろの最期を、ていうのを思い浮かべると思うのだがそうはならないほのぼの人情系だった。
タイトルにあるようにお料理が結構出てくるのだが、もうちょっとおいしそうだったらなー。


お食事関係:
既に書いたように今回のお食事関係は基本ほんとうに悲惨で、あんまなかったのだが、ひとつだけシカゴピザ - ほんもんのDeep Dish Pizzaに連れてってやる、と言われて戴いたのがすごかった。

http://www.loumalnatis.com/

わたしはもちろん、スライス$1.25くらいのクリスピーなNew Yorkピザでずっと育ってきて、それなりに食い散らかしてきた歴史もあるのでシカゴのなんて、あんなのピザじゃねえ菓子パンじゃねえか、くらいの偏見がある(同様に東京でもてはやされているらしい本場ナポリの.. ていうのにも同様)のだったが、ここのはとんでもなかった。 底のあるぶあつい鉄鍋(Deep Dishね)みたいので一枚45分かけて焼きあげられるそいつは、ぜんぜん別のたべもので、ピザって呼んでいいのこれ? だった。レイヤーのないラザニアみたいにふんわり溶けてどっかに行ってしまうトマトとチーズとペパロニと、でもそいつらは後からきちんとやってくる。
また来なくちゃ。

Valois Restaurant
7日のお昼、Hyde Park散策をしていたときにたまたまぶつかってランチした食堂。
修行時代のオバマがよくコミュニティミーティングをしていたとこらしく、オバマのFavorite 5皿とか貼ってある。 そのリストの1番目にあった - N.Y. Steak and Eggs - $9.50(だったっけ)を頼む。(キッチンに向かってオーダーしてその場で精算する学食スタイル)

この値段でこれならすごいー。 お肉はしょうがない(値段に比例するから)にしてもハッシュドブラウンと卵はおみごとだった。 朝からこんなのがあるなら。

Miller's Pub
到着した3日のお昼、シカゴ美術館と宿の間、高架鉄道のしたにあった古いイタリアンパブ。
なんかここ、ぜったい前に来た記憶があるのだが、いつだったかしら。
ふつうにハンバーガーを戴いて、あんま粗くない厚くないみっしりしたパテにブリオッシュ生地のバンズの馴染むことはまること。 なにかしらこれ? てじっと見てもバーガーはバーガー。

レコード屋は、The Waterboysのライブ前にReckless Recordsていうとこに行った。
RSD関係は、日本よか数はあったけど、やはり既に食い尽くされているかんじ。

それとは関係なく買ったThe Mountain Goatsの新譜(45回転2枚組)がとってもよくて、ずっと聴いてる。

本屋は、Hyde Parkで2軒、57th Street Books(新刊本)ていうのと、Powell's Bookstore(Usedのみ)、あとホテルの近所でSandmeyer's Bookstoreていうとこ。

Powell’sはオレゴンのとは別のようだったが、1時間いても決着つかずに撤収。こわいこわい。

Sandmeyer’sは町の小さな本屋さん、だったがセレクションと佇まいがたまんなかった。

http://www.sandmeyersbookstore.com/

Food52のレシピ本をどうしよう、て悩んだくらいであんまし買わなかった。
これから夏に向けて、まず床に積んであるやつらを直視せよ、てことなんだ。

ほかにはー?

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。