11.22.2013

[film] Carrie (2013)

6日の水曜日の晩、有楽町でみました。

De Palmaのオリジナル版(1976)も見ていないし、キングの原作も読んでいない。
オリジナル版のビジュアルは、当時の自分にはあまりにおそろしすぎて、こんなの見たらしんじゃうに決まっている、だったの。

歳とっていろんな映画を見れるようになったし、Chloë Grace Moretzさんは、この娘はなんでこんなに血でびたびたの映画ばかりに出るんだろうねえ、というのが気になってしょうがなかったので、行った。

Julianne Mooreの出産シーンから始まって、血塗られた子供なんだねえ、というのはわかるのだが、そのあとでその赤ん坊はChloë Grace Moretzさんになっていて、呪われたかんじはぜんぜんしなくて、ごくふつうにふっくらかわいいのに突然いじめられるのでよくわかんなくなる。 まあいじめというのはそもそもが理不尽なものであるしな、と思っているとこんどはさらに理不尽な超能力、ていうのが出てきて、すべてはそういうもんである、というトーンで運んでしまうので、ホラーというよりはSFみたいなかんじがしてしまうのだった。

半端な学園ドラマに重心を置くより、折角がんばって目を剥いてふぅふぅ言っている(自傷癖ありの)Julianne MooreとCarrieの親子関係に的を絞って掘りさげて積みあげていったらもうちょっと怖いものにできた気がする。  怖くなくていいの、哀れなかわいそうなCarrieを描くの、であればなにも言わないけど。

"This is the End"とか"The Cabin in the Woods"にあったような最後の審判、天の裁き、みたいのがあればまだすっきり収まったのかもなのに、ごめんね、ごめんね、って言いながらずぶずぶ地中に潜っていってしまうので、こっちこそなにもしてあげられなくてごめんね、になってしまうのだった。

既にみんなが突っこんでいるであろうが、Carrieをプロムに連れていったTommy、天罰かもしれないけど落ちてきたバケツにあたまぶつけて死んじゃうって、まぬけすぎてすごい。 そんなバケツ男の子供(娘)を身籠ってしまったSueも、これからどうするのか。  続編はその娘がCarrieを地の底から蘇らせて対決することになるのだろう。

それにしても、あのPromのパニックシーン、あんなクソもミソも一緒、みたいな描き方しなくても、と思うし、こういうときは誰かひとりくらい知恵を絞って対抗する子が出てくるもんだと思うし。

音楽はふつうに学園ドラマぽく、ざくざくしててよかった。

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