12.07.2011

[art] Maurizio Cattelan: All

最後の土日でした。 まあいろいろ。 へとへと。

今回、展覧会かんけいは、あんまいいのがなくて、でもこれだけは、だったのがGuggenheimでのこれ。

で、これに行くならついでにこれもか、とまずはMetropolitan Museumのこっちの展示に行った。

"Stieglitz and His Artists: Matisse to O'Keeffe"

Metは軽く100回は通っているとおもうが、9:30の開館前に並んだのははじめて。
Suggestedの入場料が$25になっていた。 行くたびに上がっていくねえ。

展示場に行く途中のとこで、"Infinite Jest : Caricature and Satire from Leonardo to Levine"ていうのをやってて、まだだれもいない展示コーナーのしょっぱなにda Vinciのデッサンが掛けてあったので、20cmくらいのとこでそれだけじーっと見て通過する。

Stieglitzが20世紀初に5th Aveにオープンした"291" (Gallery)を経由して紹介されたヨーロッパの当時のModern Art - Rodin, Matisse, Picasso, Picabia, 彼の周辺にいた同時代の画家たち -  John Marin, Marius de Zayas, Charles Demuth、同時代の写真家たち - Edward Steichen, Paul Strand、そして、One and Onlyの Georgia O'Keeffe。

とにかくざーっと急ぎでなめてしまった(25分、$25で)ので、ふむふむふむ、だったのだが、もうちょっとちゃんと見ておけば、とこういうのに限って後から。 StieglitzやSteichenの(今見てもじゅうぶんに)かっこよい写真達がアメリカのモダンアートにもたらした影響、を別の角度から、群像劇のようなかたちであぶり出す、一見軽いようでとっても深くて素敵な展示でした。

Carles Demuthの作品を纏めて見れたのはよかったし、Stieglitzの撮ったO'Keeffeのエロくてかっこいいことったら。

そのあとで、Guggenheimまで小走りして、10時の開館とともに中に入って、みました。
天井からじゃらじゃらぶらさがったいろんなのを見たり探したりしつつ、あの廊下をぐるぐる回りながら登っていくのが問答無用に楽しい。
たまに、ぶらさがった玩具の人形が突然太鼓たたいたりして。 (Occupy...の人たちが来たのかとおもったよ)
こんなの、"All"...   としか言いようがないよね。

写真は、左がエントランスから上をみたとこ、真ん中がまんなかあたり、右がてっぺんから下をみたとこ。 実際にはもっとぐじゃぐじゃ。



ここまでここの天井をうまく使った展示って、あんましなかったかも。

まるでクリスマスツリーだよねえ、と思ったとこで、Metropolitanのツリーを見ていなかったことに気付いたのだったが、そんなかんじ。

あれらぜんぶのぐじゃぐじゃをどうやって吊っていったか、はMuseumのサイトにいくと動画で見れます。

で、夜になると吊り紐がきいきい鳴りだして、こいつらは動きだすんだよ...

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