12.23.2017

[log] NYそのた - December 2017

NYのその他あれこれ。あんまないけど。やっぱ短すぎ(泣)。

滞在中の天気は最悪でめちゃくちゃ寒かったのだが、そんなの気にしている暇ないくらいばたばたで、MTAの地下鉄は相変わらず最悪でFはこないは⑥はとろいはLはもうじきなくなっちゃうし、まったくもう、だったのだがそれももうええわ、になりつつある(Londonのとどっちがひどいのかしらん?)。 でもどっちも典型的な冬のマンハッタンだったなあ。

行きの飛行機で見た映画。

Home Again (2017)

西海岸に暮らすAlice Kinney (Reese Witherspoon)はもう亡くなった60-70年代に敬愛された映画監督(モデルは誰だろ – Cassavetes?)の娘で音楽業界で東海岸にいる夫のAustin (Michael Sheen)とは別居状態で、子供ふたりと母(Candice Bergen)と暮らしながらばたばたで、映画製作のスポンサー探しで西に来ていた若者3人組 – 監督になりたいHarry (Pico Alexander)、脚本を書きたいGeorge (Jon Rudnitsky)、俳優になりたいTeddy (Nat Wolff) – とバーで知りあって酔っぱらっていろいろあって、3人はAliceの家でしばらく一緒に暮らすことになる。 Harryにとっては憧れの映画監督の家だし、3人は家のお片づけも修繕も子供たちの相手をするのも得意だし、HarryはAliceに突撃してくるし、心配になったAustinが様子を見にきて、HarryとAliceの恋とか、どうなっちゃうのか。

アラフォーでだめだめのあたしの前に突然現れた3人の万能年下男子、ていう線で目を覆いたくなるような宣伝文句群が浮かんできてしまうのだが、ラブコメとしては悪くなくて、こういう多方向からの投げ縄にはまったときのReese Witherspoonのテンションというか運動神経というかはしみじみすごいって感心した。

たべものとか。

Made Nice  15日の晩

かつてShake Shackを生みだしたEleven Madison ParkのDaniel HummとWill Guidaraがつくったカジュアルなサラダと鶏料理 – Chicken Fritesのお店。 Videoがおいしそうでさあ。

http://www.foodandwine.com/video/hungry-yet-made-nice

天候のせいか時間帯のせいか客があんまいなかったのが気になったけど、鶏はなかなかおいしかった。
価格がちょっとだけ半端に高いかなあ、LondonのNando'sのPERi-PERi chickenまでには行かないかなあ、どうかなあ、とか。

Egg   16日の朝

場所が少し変わったあと、一度昼に行ったらぱんぱんの1時間待ちとかだったのだが、朝早めに行けばじゅうぶん入れた。 アメリカのパンケーキ、アメリカのベーコン、アメリカのコーヒー。 場所が違うんだからそりゃ違うんじゃろ、だけど、Londonのとの違いはどこからどう始まったのかなあ、て思って、ぜんぜん関係ないけどヘーレン・ハンフの『チャリングクロス84番地』を少し思い出した。 アメリカのベーコンとか送ってあげて喜ばれるところ。

Prime Meats  16日の晩

こちらもほんとーに久々。そしていつものようにきちんと地下鉄のFが動いてくれなくて30分くらい遅れた。

隣のコーヒー&骨董&レコード屋もまだやってた。よかった。

http://blackgoldbrooklyn.com/

相変わらず混んでて、でも相変わらずおいしいのねえ。
Niman Ranch(カリフォルニアの牧場)のお肉を使ったSteak Fritesがあったので頼んで、ああアメリカのお肉 - 適度に柔らかくて適度に硬くて熟成なんかとは関係ないすばらしくよい香りとバランスがあって – 泣きながら噛みしめる。
ここドイツ系なんだけど、これまでドイツで食べたどのお肉の風味とも結構ちがう気がする。

Buvette   17日の朝

丁度一年前にGreenwich Villageのここにきて、4月にParisのお店に行って、またここに来た。
(日本にもできるって..  ふうん-。Sarabeth'sといいClinton Street Baking といいeggといいここといい、なんかおかしくね)
日曜の朝早めだったからか普通に座れて相変わらず狭くてごちゃごちゃで落ち着かないのだがおいしいので文句ない。

本、レコードはLondonのアパートの棚とか床が既にどうしようもなくなりつつあるので抑え気味にした。 けどどっちみち焼石だし。順番に書くとStrand行って、Rough Trade行って、AcademyのAnnex行って、WORD行って、McNally Jackson行って、Academyの12th st.行って、Mast Books行った。
でもMast Booksを最後にしたのは大失敗だったわ。最後の最後でなんでこんなのが… みたいのばかり出てきて泣いた。 Joan Didionの”The White Album”の初版サイン本が$500だった(買わない)。あと、昔のFaceとかIDのバックナンバーとか。

あと、Bergdorfの7階のクリスマスのお飾り売り場、相変わらずすばらしかった。
HarrodsもLibertyもよいし、雰囲気はLibertyのに割と近いのだが、Bergdorfって、なんでかデパートの売り場のかんじがあんまりないのよね。よくわかんないものもいっぱい置いてあるし。

帰りの飛行機は何にも食べずに飲まずにかんぜんに落ちて、気がついたら朝7時すぎ - でもまだ暗いHeathrowだった。 地下鉄で戻ったら体力なくなって会社やすんだ。

まだなんかあったようなー。

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