7.30.2014

[music] Lorde - July 29

29日の火曜日、会社の帰りに品川で見ました。 品川のここは初めて行った。

今年のFRFは始めの数回の発表見ただけで行く気なくしてやめてしまったのだが、前日くらいにスケジュール見たらあんなのもこんなのも... だった。(ほぼ毎年そうね)
夏のフェス文化、みたいのも定着してきたようだが、あんなのただの縁日だし、長靴買ったくらいで音楽好きだなんて言わせねえからな断じて。
それにフェスなんかよりも、開始時間19時とか、ドリンク代強制徴取とか、そっちのわけわかんない定着の方をなんとかしてほしいわ。
(なんか荒れてる)

Lorde。 Sold Outするようなやつとは思わなかった。 そういうライブに行くのはなかなか久しぶり。 Katy Perryに行くような心構え(よくわからんが)で臨んでみる。 19時05分くらいにさっさか始まる。

バックはKeyとDrumsのふたり、半分以上はマシーン。

黒のドレスで、髪をふり乱し、全身をくねらせ足を踏ん張って、でも絶叫して歌の骨格を壊すようなことまではしない。 自分の作った歌と言葉を、そのエモのうねりやよじれをきちんと伝えよう、伝えねばという、契りの場所で歌われる自分の王国、その神話 - あなたとわたし、家族、チーム、ラストの"A World Alone" で「ほっとけ」と言われる"People"まで。 漆黒の、パーフェクトな"Pure Heroine"。 ごくふつうにかっこいいし頼もしいし。

アンコールなしで1時間強。 まんなか辺の"400 Lux"以降はぐいぐいあがっていって、衣装替えもあったし紙吹雪は舞うし、「日本にこれるなんて信じられない」の語りはそのままポエトリーリーディングのようだった。

The ReplacementsのカバーやるならPILの"Flowers of Romance"のカバーとかやんないかしら。 絶対合うとおもう。

彼女の詩や言葉を聞かせるのにはあの打ち込み、あのドレープのかかったエレクトロの重厚さが適切なのかも知れないが、次からはもっと冒険してよいと思った。 合唱団のアカペラのみとか、うんとドリーミーなポップとか。ぜったいやらないだろうけど。 
でもぐいぐい先鋭化していってbjörkみたいにはなってほしくはないのだが。

でもみんな、17歳とは思えない貫禄、とか言ってるけど、確かにパフォーマーとして堂々としているけど、女性歌手の17歳のイメージってどんななの?  ものすごく幼稚なふうに見ていないか? とか。
そもそも歌詞を読んでみろよ、17歳とか貫禄とか、一切関係ない内容だし、失礼じゃねえか、とか。

客はさいてーな連中ばっかし - 年上の男が若い娘を連れてきて「この歌いいだろうまいだろー」みたいにやってるのが(ええ、ええ、たまたまなんでしょうね)、周囲にごろごろいたし、あの狭い会場の真ん中で迷惑を顧みず肩車してご機嫌を取るような最低のクズ野郎ばっかしだったし、とにかくLordeを薦めてくるような男には注意することですよお嬢さんたち。

(とっても荒れてる)

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