7.20.2014

[log] そのた July 2014 (1)

途中とか帰りの機内で見た映画とか。

ロンドンからシアトルに向かう機内で見たやつ。

Muppets Most Wanted (2014)
これは映画館で見たかったんだけどなあ。
前作の”The Muppets" (2011)はほんとにすばらしくて、今作も監督(James Bobin)、脚本(James Bobin & Nicholas Stoller)はそのまま。

前作で立ちあがったKermit一座は各地をどさ回りしてて、そこに新しいツアマネ(Ricky Gervais)がアプローチしてきて、そのとき極寒ロシアの刑務所で世界一邪悪なカエル - Constantineが脱獄して、彼はKermitとすり替わってなりすまして、Kermitのほうが刑務所に送られてしまうの。
じつはツアマネがConstantineの組織のNo.2で、彼らはツアーに行く先々で泥棒を重ねて、最後に女王陛下の財宝を狙うつもりで、Kermitの、Kermit一座の運命やいかに、なの。

お話は簡単に先が読めて、その通りに進んでいくのだがつまんないことは全くない。
それに刑務所の鬼看守役のTina Feyをはじめ、囚人達のなかにもツアーの舞台とかにもいろんなゲストがわらわら湧いてでるので目が離せないの。 個人的にはTom HiddlestonとかJames McAvoyとかChloë Grace MoretzとかSaoirse Ronanとか、ね。

でもマペッツ以外のキュートなところを担っていたJason SegelとAmy Adamsがいなくなって、Tina Feyとゲストのみになってしまった分、ちょっときつくなったかも。

あとひとつだけ文句いうと、Kermitが有名になってみんなに愛されるのはわかるのよ、けどConstantineが世界一邪悪なカエルでみんなに畏れられるって。
カエルだよカエル。 負けんなよヒト、って。

それからこれみた。 いや、みれなかった。

That Awkward Moment (2014)

マンハッタンに暮らすZac EfronとMiles TellerとMichael B. Jordanは親友同士でシングルで(Michael B. Jordanだけ離婚言い渡されてる)、それなりに楽しくやってて、俺らはずっと結婚なんてしないよな、ていう魂の誓いをするのだが、そうした途端にそれぞれに素敵な女の子が現れる。 なんとなく男子版SATCみたいなかんじだねえ、と思ったところで眠りの国に落っこちてしまい、気がついたらシアトルだったの。 またどっかで見る機会があったらね。 


ロスから成田への帰り便で見たやつ。  あんま見たいのなかった。

Bad Words (2013)
Jason Batemanが監督で主演もしている。
全米のSpelling Beeコンテスト(英単語の綴りを言って間違ったら脱落していくやつ)に40歳の中年男Guy (Jason Bateman) がエントリーしていて、これは子供のための大会だからだめです、て主催者に言われるのだが規約には中二を修了していないこと、てあるだろ俺は終えていないんだよ、とか屁理屈いっぱいこねて出場してしまい、周囲のブーイングや嫌がらせにも負けずに決勝まで勝ちあがっていくの。 やがて明らかになってくる彼の狙いと生い立ちと。

ていうのと、大会で出会ったインド系の子供チャイタンニャ - 甲高い声で人形みたいに話す変な子 - とGuyとのぶっきらぼうでぎこちない交流もあって、なんか悪くなかった。
笑うことを忘れてしまった大人 - Jason Batemanの苦虫が、なんともいえず素敵なの。

Spelling Beeといえば、ドキュメンタリー ”Spellbound” (2002)は必見。
しかし、”Floccinaucinihilipilification” なんて単語の綴り、わかんないよね。綴りの前に発音できないでしょ。

音楽はThe Black KeysとかBeastie Boysとかとっても渋めで、ラストになだれこんでくるSmashing Pumpkinsの”Snail”が本当にすばらしいのだった。

このあと、”The Grand Budapest Hotel”を見ているうちにころりと落ちてしまい(気持ちよかった)、次に気がついたら残り2時間を切ってて、しょうがないので”Captain America: The Winter Soldier”をものすごい早送りで見たりした。

あと、ロンドンのホテルの深夜TVで”Get Him to the Greek” (2010)と”The Naked Gun 2½: The Smell of Fear” (1991)みた。どっちも不朽の名作だよね。

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