5.20.2014

[music] The Faint - May 14

14日の水曜日の夕方はいろいろあって、それらは追って書くとして、この日の締めはMusic Hall of Williamsburgでのこのライブだった。
この同じ晩にBowery BallroomではOwen Palletさんもあって、どっちか少し迷って、"Breaking Glass"を見たあとならこっちかな、とか。

BAMの映画終わったのが21:00頃、そこから移動して21:30頃に着いて当日券で入ったのだが、まだ前座の最初のDarren Keen - 半裸のでぶのおっさんがフロアで絶叫しながらエレクトロを鳴らしてて、音はおもしろそうだったがついていけるモードではなかったので地下のバーの横のソファにちょっと座ろ、と座ったらそのままブラックアウトして、気がついたら22時半を回っていて前座のふたつめ - Suuns - が終わるところだった。

バンドが出てきたのは23:00過ぎ、メンバーは4人で、ひとり足りない気がしたら、BのJoel Petersen (Broken Spindles)さんがいない。結構音の土台を決めていたひとだったので、だいじょうぶかしら、と一瞬おもう。

1曲目は新譜(たぶん。未聴)からで、2曲目が"The Geeks Were Right"で、山高帽姿でくるくる回りながら軽やかに歌うTodd Finkさんを見てこれならだいじょうぶだわ、と思った。

この人達のライブを見るのはたぶん4回目くらいで、とにかくライブはよいの。
よく80年代ダンスポップバンド、て形容されたりするがライブ聴けばちがうことがわかるよ。

Gの人が曲によってBに持ち替えたりしていたが、ボトムは盤石、その上をびらびら狂暴に跳ねまくるエレクトロが重なって、でもそんなにダンサブルでもない。 踊れるけどフロア仕様とはちがうの。 90年代後半のエモがギターと絶叫でうち鳴らして走っていった上のレイヤーをキーボードに置きかえ、ちょっとした熱と諧謔と皮肉に満ちた歌を被せる。 割とありそうで、でも実はなかなかなくて、かっこよくて、それを作っているのがオマハの若者たちだという。 クール。
Saddle Creekじゃなかったら、うまくやればVampire Weekendくらいのところには行けたかもしれなかったのに。

客席に若い子はいなくて(そうよね..)、みんな中年にさしかかった煩悩を抱えこんだボディで熱狂的に踊りまくっていた。女子はLena Dunham体型おおし。 みんなやはりぶんぶんに....

終盤のノンストップの走りっぷりは見事で、アンコール1曲終えたところで、いくぜ!てかんじで"Paranoiattack"~"Glass Danse"の阿波踊り状態に突入。 0:30過ぎにみんなで「パラノイア~!パラノイア~!」て両手を挙げて絶叫するの。 楽しいったら。

おみあげにツアー記念12inchシングルかった。

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