3.09.2014

[log] San Franciscoそのた2 - February 2014

San Franciscoのその他あれこれ。

今回は時間がなかったのでバスも電車も、ケーブルカーも乗らなかった。 ぜんぶタクシー。 土地勘薄れているし道が入り組んでいるし坂は多いし、しょうがない。

24日の夕方に着いて荷物置いて、Valencia stにあるAquarius Recordsに行った。水瓶座としてはおさえておきたいところ。 

ここ、「死ぬまでに行っとくべき27のレコード屋」にも入っている (...けど渋谷のタワレコは違うよね)

http://www.buzzfeed.com/mariasherm/best-record-stores-around-the-world

数はあんまりなくて、"Local"とか"Vintage"とかいうセクションと普通のロックと、あとは現代音楽とメタルとアバンギャルドと、あっぱれな偏りっぷり。あとは昔のアーケードゲームが2台、Zineがあり、Melvins周辺のすばらしい手刷りのポスターがいっぱいあった。ポスター、ほしいのあったなあ。

Lambchopの再発"Nixon"とか、よくしらない現代音楽のとか、Altamontの7inchとか買った。

夕闇に包まれる手前のふんわりした暗さが居心地よくて離れ難いお店だったのだが、時間ないので再びタクシー捕まえて、North BeachのCity Lights Booksに行く。

本棚のレイアウトとか幅広さとかならMcNally Jacksonとかのが上かもしれないが、ここの地下に降りて行くといつもなんだかほっとする。 いろんな人のいろんな本が沢山沢山あって、それらがそうっと木の床とかに守られているかんじがして、本のシェルターなんだとおもう。

(関係ないけど、最近の東京の街の本屋、なんであんなにうるさいの? がちゃがちゃした宣伝音とかうざいポップとか。とっとと出てもらって客の回転を上げようとしているの?)

Edmund Whiteのサイン本とか、映画"Black Power Mixtape"の資料本とか買った。
雑誌だとbitchのfood issue、BustのLove & Sex issueとか。
これも雑誌で、Radio Silenceていうのがあって。"Literature and Rock & Roll"だって。

http://www.maintainradiosilence.com/

あと、仕事の会場の近所にChronicle Booksのブティック(本屋ていうよりはブティックだな)があって、きれいな本ばかり並んでいていっぱい欲しくなるのだが、Lesley M. M. Blumeさんの"Let's Bring Back"のシリーズとか買った。


食べ物かんけい;

普段は朝食食べないのだが、こっちにいると日本の深夜時間に起きることになるのでお腹減っていて朝食屋を探すことになる。 ホテルで食べればいいのだろうが、西海岸はパンとかおいしいし(東海岸よかおいしい気がする)、いろんなベーカリーを回るのもよいかも、と。

火曜日の朝は、Tartine Bakery。 普通の通り沿いにあって、朝7:30からやってる。
棚から欲しいもの頼んで食べたいひとはテーブルに持っていって食べる。でっかいバットに具がてんこもりのブレッドプディングにも惹かれたが、ふつうのハムチーズのキッシュとクロワッサンにして、それだけでなんかものすごかった。 東海岸であのレベルのキッシュって、あんまないし、クロワッサンもばりばりもよくて。
あと、ガラスケースのなかにあった、団扇みたいにでっかいクッキー。 この次きっと。
こんなお店が近所にあったらなー。毎朝くるのになー。

ここの分厚いレシピ本、Chronicle Booksから出ているのね。

水曜日の朝は、雨だったがビストロのThe Butler and the Chief というど正統ぽいフレンチビストロでそばクレープいただいた。 クレープおいしい。 クロワッサンはちょっとだけぶかぶかだったかも。

木曜日の朝は、Craftsman and Wolvesでグラノーラたべた。

http://www.craftsman-wolves.com/

粒が粗くてでっかくてがりがりのグラノーラにヨーグルト、その上に赤ぶどう、洋梨(たぶんバートレット)、クレメンタイン(みかん)が乗っていて、すんばらしいコンビネーション、こんなパーフェクトなグラノーラ椀はじめてかも、ておもった。 クロワッサンはTartine Bakeryのよりやや小ぶりで、でもぱりぱり感は申し分なく、こっちのバターのがやや高級かも、という気がした。

店の壁に写真と言葉(チャーチルとか)の引用のカードがタイルみたいに貼ってあって、そこにアーティストとアルバム名だけのカードがランダムに並んでいる。
それがねえー、Buzzcocks "Singles Going Steady", Joy Division "Closer", PJ Harvey "Rid of Me", Metalica "Master of Puppets", Deftones "Adrenaline", Spoon "Girls Can Tell" などなどなど。

(そういえばお店のシンボルとか、バンドのそれだよね)
  
こういう人たちのお店でありグラノーラなんだからね、悪いわけがないよね。
グラノーラの袋とクッキー2種類かった。もったいなくて袋開けられない。

この隣にはかのDandelion Chocolateがあり、同じValencia沿いにAquarius Recordsもある。
SFに住むならこの通り沿いだな。


月曜の晩、ちょっと高級なとこにも、ということでQuince(マルメロ、だよ)っていうAmerican - Italianのお店にいった。 デザートまで入れて5皿のWinter Menuていうプリフィクス。
3皿めのパスタ - Cappelletti スモークしたリコッタとビーツが絡まったやつがとんでもないのと、全体にシトラス系の使い方がすばらしかった。 シェフはChez Panisseにもいたひとで、つまり、Chez Panisseに行くまではしねないということだ。

他にもなんかあった気がするが、ないか。

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