6.22.2013

[music] Simone Dinnerstein (performing Bach’s Goldberg Variations)

まだNew Yorkの記録。

9日の日曜日の夕方、"Scatter My Ashes at Bergdorf's"のあと、東から西にだらだら歩いてライブハウスの (le) poisson rougeに行った。 歩いて気持ちのよい陽気。

ここ、オープン5周年記念のライブシリーズをやっていて、8日には、John Zorn, Bill Laswell, and Milford Graves Trio ていうのもあったのだが、着いたばかりで、仕事の失敗で下がって、"Frances Ha"を見た直後で上がって、慌ただしくてお腹減りだした頃にこんなぎんぎんぐさぐさしたのはちょっと、ということでやめてしまったの。

この小屋、Knitting Factoryが売られてBrooklynに行ってしまって以降、その前だとTonicが無くなって以降のダウンタウンのこういう(あれこれいろいろ)シーンを一手に受けてがんばっているねえ、もう5年かあ。
前にここにきたのはLambchopのときだった。その前はJon Brionだった。

演目はバッハのGoldberg Variations。ライブハウスでクラシック、というのもいいかも、と思ったし、バッハのこれは好きで、グールドの古いのと新しいの、高橋悠治のレコードは聴いたことあったけどライブでは聴いたことなかったし、朝いちがPunkだったので晩はクラシックで丁度いいか、程度のかんじ。

6:30オープンとあって、9時前に次の用事が入っていたがこれなら大丈夫かと思って、当日券ある?て聞いたら、あるけどでも立ち見しかないよ$30、て言われてそれでいい、と入った。
地下のフロアに降りたらテーブルと椅子が出てて、みんな演奏前のお食事をしていた。 まずはテーブルの後ろに立ってみなさんがおいしそうにお食事しているのを眺める。 へんなの。

7:40くらいにSimone Dinnersteinさんが登場し、ゆうっくりのテンポで始まる。おもしろいー。
なにがおもしろいって、演奏者のぴりぴりもすごいが背面にいるバーの人達の緊張もはんぱじゃなく伝わってきて、グラスががちゃ、とか音たてるたびにしぃーーーっ、とかやってるの。

全32曲あって、25くらいまで聴いた。 彼女、早弾き曲の手前ではふぅー、て緊張を解いて、間を多めにとるので、くるな、とかわかるの。 でぴろぴろ早い早いおもしろい。
これ、不眠症のための音楽なんて大嘘じゃねえか。ぜったい眠れなくなるに決まってる。

CDもほしかったしサイン会も出たかったがしょうがなかった。
外に出ると、まだ少しだけ明るくて、初夏のヴィレッジの夕暮れ時、バーがざわざわしはじめた頃で、さっきまでの光景がものすごく変なふうにおもえたの。

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