5.19.2011

[film] Bridesmaids (2011)

今回の滞在で、映画はたった3本しか見れなかった。
いちんちは天気と疲労でめげてしまった。 くやしい。

アストリアではTerrence Malickの特集があったし、BAMではHal Ashbyの特集で着いた日は"Being There" (1979)とかをやっていたのだが、島を出るのはしんどそうだったので、新作を見ることにしたの。

Bridesmaids (2011)
Judd Apatow(製作だけど)とKristen Wiigがタッグをくんだ。
これだけで必見なの。ぜったいなの。

で、Kips Bayに行ったら売り切れ、34thのLoewsも売切れ、Times Squareまで行ってようやく入れた。 要はすごい人気である、と。

Maya Rudolphが結婚することになって、幼馴染みで女子仲間のKristen WiigをBridemaidsに指名するの。でも他の女子仲間はぜんいんとてつもなくたちが悪くて変な人たちで仲間にはなりたくないかんじで、もちろんいちばんひどいのはKristen Wiigなんだが、どんどんぐたぐたになって収拾がつかなくなっていくの。

こういう結婚ものだと、最近のだけでも"27 Dresses" (2008)とか、"Made of Honor" (2008)とか、"Bride Wars" (2009)とか、いろいろ思い浮かぶが、そんななかでもろくでなし度はだんとつ。 
"Hangover"の女版、とか言われているらしいが、あれよか臭気はきついかも。

だいたいさあ、結婚のおはなしなのに、相手の婿のほうは殆ど出てこないんだよ。
出てくる男つーたら、Kristenの彼①(Jon Hamm... あんた... )と彼②くらいよ。

自分がしょうもないくせに他人のしょうもなさだけは我慢できない(わかってるわよそんなの!)、で、そういう連中が束になってともだちの式を盛りあげよう、てがんばるのだが、うまくいくわけないのよ誰がみても。で、さいごはもうぜんぶ諦めて擦り切れてひくひくになって、見ているこっちも笑い疲れてぐったりで、どうすんだよこれ、と思っていたら、最後の最後にあんなグループ(ほんもの)が出てきて、適当にまるめこんで、よくわかんないままに幸せが訪れる。

あぜん。 Judd Apatowて、ほんとに天才だとおもう。

とにかく笑える。元気にはなるのはむずかしい気がするが、ひたすらおかしい。
ウェディングドレスのMaya Rudolphが道路にへたりこむとこなんて、まじで死ぬかとおもった。

”Hangover”ですら署名がないと公開されないこの国では相当ハードル高いとおもうが、でも、あれよかおもしろいの。

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