7.10.2015

[film] Stuck in Love (2012)

4日の土曜日、羊映画のあとで新宿に移動して見ました。
ほんとは「コングレス未来学会議」を見るつもりだったのだが、売り切れてたので、どっちみち見るつもりだったこっちを。

「ハッピーエンドが書けるまで」

作家のBill (Greg Kinnear)は、離婚して家を出て行ったex妻のErica (Jennifer Connelly) に未練たらたらで、娘のSamantha (Lily Collins)は作家デビューが決まったばかり、息子のRusty (Nat Wolff)もなんか書きたいと思いつつも、まだ高校で一目惚れした鼻血娘Kate (Liana Liberato)のことが気になってふらふらしている。

成功した作家で落ち着いているふうなのにあんま現実を見ようとしない父親、シニカルで現実主義ですぐ男と寝ては離れるSamantha、ふたりの間でおろおろ態度を決めかねている童貞Rusty、それぞれに微妙で半端でどうしようかみたいな恋人未満のができて、それぞれの恋の行方はどうなるんだどうするんだ、ていうお話しなの。

Billには定期的にワークアウトみたいなセックスをやってべらべら喋っては去っていく近所の人妻Kristen Bell(さいこー)がいて、Samanthaにはミステリー作家志望であんまぱっとしないLouis (Logan Lerman - “The Perks of Being a Wallflower”の彼ね)が犬のように寄って来るし、Rustyが惚れちゃったKateはヤク中でとっても危ういし、父は息子にリアルな経験をして小説を書け、とか偉そうにいうのだが、君たちそんな状態でよく小説なんて書けるよね、Raymond Carverとか語れるよね、なの。

たがいにおおきなお世話、て言葉が乱反射しあうラブコメなのだが、みんなぼんやり発情してはいるものの、本を書かねばとか、恋をしなけりゃ、とかあんまぎらぎらしていないとこがよいの。そんな程度の距離を置いといたほうが本は書けるのね、たぶん。
ていう、ある年のThanksgivingから次のThanksgivingまでの一年間。
Beer Can Turkey、いつかやってみたいなー。

Josh Booneが”The Fault in Our Stars”の前に撮ったやつで、音楽も”The Fault in Our Stars”と同じMike Mogis & Nate WalcottのBright Eyes組が担当。 映画のなかで、KateがRustyにプレゼントする大切な一枚が、Bright Eyesの”Fevers and Mirrors” (2000) で(これに対しRustyが彼女にあげるのがStephen Kingの”IT”.. )、実際に”The Calendar Hung Itself..." が流れたりもする。

なんかねえ、"A Perfect Sonnet" とか"Kathy with a K's Song”とか、初期のBright Eyesのべったべたエモエモのラブソングばかりが流れる恋の映画がみたいなー。

弟たちの音楽はBright Eyesで、これが姉の代になるとElliott Smith(の”Between the Bars”)になる、そういうちゃんとしたとこもよいの。 どうでもいいかもしれないけど、だいじなの。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。