7.16.2011

[log] お引っ越しその後

気がついたら引っ越しして1ヶ月が過ぎていた。

ここらで軽くふりかえっておこう。

■ 米国から戻って前のおうちに入ったのが2006年。
■ 米国からの荷物とトランクルームに預けてあったのと、実家とかに預けてあったのが、一挙になだれこんできて、あっという間に家中箱でうまった。
■ 最初のうちはがんばって箱を潰していたのだが、そのうち箱を開けるスペースすらなくなってしまい、全てが嫌になって会社まで辞めてしまった。
■ 会社辞めてお片づけに集中するつもりだったのに、ほとんど毎日映画館とかに通ってあそんでいた。たのしかった。
■ そうしているうちに、滞在中に貸していたおうちが戻ってきたのだが、広さ的にどうすることもできないことがわかっていたし、あと戻りはいやだったので、売っ払ってしまった。
■ 2010年の後半は殆ど異国にいたのでそういうのに煩わされることもなくしあわせに過ぎてしまった。
■ 311がきて、箱と本がそのままふつうに崩れて倒れてきたら簡単にやられる、つぶされる、ということがわかった。 それでもよかったのだが。
■ 余震のたびにがらがらいろんなものが崩れて寄ってくるので、またなにもかも嫌になってきた。 けどこんど会社やめたら橋の下とか公園とかに行くしかない。 それでもよかったのだが。
■ とりあえず前よか広めのとこみつけて、引っ越すことにした。レコードや本買うときよか悩まなかった。

■ 出張から戻って3日後、引っ越しの3日前から箱詰めを開始した。
■ ぜんぜんあまかった。 引っ越し屋の持って来たダンボールはすぐなくなったので、6割くらいが当日勝負となった。 箱のパンダがにくたらしくなった。
■ 引っ越し当日は朝8:30からはじめて夕方6時くらいまでかかった。引っ越し屋がパニック起こして、援軍を呼んだりしててかわいそうだった。見積もりした営業のひと、怒られただろうなあ。
■ 過去いろんな引っ越しをしてきたが、これまででいちばん過酷でしんどかった。
■ 今回は箱を開けるスペースはあるし、本棚も追加投入したので、はじめの頃は楽勝、のような気がした。 いまはそんなに楽観できないかんじ、になりつつある。
■ ずうっと開けていなかった箱が結構あった。一番古いやつは2001年に米国に行くときにトランクルームに預けたときの箱、次に古いやつは2006年に戻って来たときの箱。 5年ものと10年もの。なかなか香ばしい。
■ アナログの箱は6つくらいと思っていたのに今回新たに4つくらい発掘された。いちいち驚かない。
■ 箱の中味も、いちいち驚いていたらきりがないので驚かない。 ほほう、程度で。 でもあとでじーっと見て考えこむ。いったいこれはどこから?
■ 米国を離れる直前のどさくさで買いこんだ(としか思えない)本とかDVDとかアナログがものすごくいっぱいあることがわかった。 これはちょっとうれしい。
■ おなじ本やCDがいっぱい出てくるのも、もう驚かない。
けど、岩波文庫の聖テレジア『完徳の道』が3冊でてきたのは謎。そんなに徳がほしかったのか。
■ 売っ払うものは売っ払う箱にどんどん突っこんでいく。いまのとこ、CDが3箱、本が4箱くらい。
■ 90年代のNew York誌とか、80年代後半のマリクレールとか、タイムアシェットから出てたころのElleとか、昔の雑誌はおもしろいねえ。 
■ VHSとか悩ましいのも多い。ポッパーズMTVとかが入ってるやつ。あと、80年代後半のNMEとかSoundsとか、古新聞みたいなやつ。たぶんだれかが置いてったのとかなんだけど。 どうしよ。
■ 箱をちょっと開けて中味を確認、そのまま見なかったことにする。という仕打ちをしてしまった箱があと10くらいある。 どうしよ。

■ あと3ヶ月は軽くかかるんだろうな。 夏になっちゃったしな。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。