1.17.2012

[music] 山本精一 & Phew - Jan.13

13日の金曜日、こんなのもうやだぜったいやだありえない、と嘆きながら駆け込む。
今年のライブはぜんぶ当日券でGo、になる。 たぶん。

着いたのがまた7時10分過ぎで、電気はおちてて、しーんとしてた。
もう始まっているのかどうかわからず、はじまったのは二人だけで静かに
「夢で逢いましょう」だった。

うれしげに~ 悲しげに~ 楽しげに~ 淋しげに~ ♪

というのをぜんぜんそういうふうには歌わない、これなら夢で逢ってもしょうがないような、そんな境地に人々を運ぼうとするの。

この後もふたりだけで、たぶんいろんなカバー、"Danny Boy"とかを、ぴょーんと張ったエレクトリックギターの線の上、落ちることも上がることもないヴォーカルでじっくりと。
6曲、40分くらい。 ラストは"Candy Says"だった。

休憩の後にバンドセットで出てきて、「幸福のすみか」を中心に、そんなにやかましくなかったけど、これもいい。 
歌と伴奏、ではなくて、歌は歌で、伴奏は伴奏で、それぞれに世界を作ってて、それらがたまに交わって、重ね着のほんわかしたかんじを伝えてくる。

(Phewっておしゃれだよねえ、ていつも思うのだが、そういう声あんま聞かない)

アンコールは最初にMatching Moleの"O Caroline" (わーい)やって、「ねこの歌です」といってきりきりひきつったギターリフが聴こえてきたのでネコじゃなくてニコ? とか思ったらやっぱネコだった。 「いんど猫 xx 猫 山猫 どら猫ばけ猫〜」とかいうの。インド猫のあとがわからず。

最後のは「行動するのはよいことなのですかー」とか延々いうの。 「行動」?「報道」?

今年のライブはみんなよいかも。 なんとなく。

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