1.13.2012

[film] The Adventures of Tintin (2011)

7日の日曜日の昼間、六本木で見ました。
そういえば、New York Magazineの2011年のベスト1はこれだったのよね。

思ってたよか、断然おもしろかった。
こんなに中味がなくて薄っぺらくて、でもたのしい映画って、実はあんまないかも。

オープニングロールのエンドレスで繋がっていくアクションがすごくて、始まってからも無責任男Tintin(タンタン、ティンティン、ちんちん)の薄っぺらい中味となんも考えていない後ろ頭(ほとんど犬と同じレベル)が漫画のぺらぺらでひゅんひゅん動いていく。
運動神経はとってもよさそうだ。 銃弾はもちろんあたらない。

蚤の市-アパート-お城-船-飛行機-砂漠ーオペラー海、特に必然があるとも思えないのに、ドラマが必要とも思えないのに、とにかく走りだしてしまったジェットコースターは止まらなくて、降りて昇って、流れて、動いていく。 
こうして、口あけてわーい、とか言っているうちに終わってしまう。

Spielbergが3Dのパフォーマンスキャプチャーでやりたかったのはこういうことなのだな、ということがようくわかる。
これをやるために、Tintinというのは恰好のキャラクター素材なのだった。
Indiana Jonesものも、本当はこれでやりたかったんだろうなー、とか。

書くことはあんまないの。 これくらいしか。 それでもじゅうぶん。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。