4.29.2011

[film] Follow the Fleet (1936)

そういえば、今年のRecord Store Dayは、17日に新宿のDisk Unionに行って、とりあえずBig StarのThirdのtest press盤だけ買った(当たり、は当たらなかった)。あとは面倒だったので通販でまとめて。まだ届いてない。

あと、New York MagazineのApartment特集がおもしろかった。
なんといっても、Frank Gehryのアパート、8 Spruce Street。
レントはそんな高くないけど、場所がなー。あのへんなんにもないよね。

http://www.newyorkbygehry.com/

23日の土曜日は、ぜんぜん起きあがれず、気がついたら夕方4時で、しょうがないのでシネマヴェーラによろよろと這っていって1本だけ見ました。

Mark SandrichによるAstaire & Rogersもの、『艦隊を追って』 - "Follow the Fleet"。

アストリアのMuseum of the Moving Imageのリオープン記念特集上映の最後のほうで(2月のあたま)、これのリストア版がかかったのだが、行けなかったので、そのリベンジも兼ねて。 

こっちの版は結構すりきれてて悲しかったが、でも映画そのものはぜんぜん。

歌とダンスしかとりえのないアステアが、彼女にふられてやけになって海軍に入って、寄港先のサンフランシスコでロジャースに再会して、彼女も彼と別れたあとはなんとなく浮上できないままでいて、んで、あとはわかるよね。

このふたりのダンスは、なに見たっていいにきまっているし、これも前に見てたことを途中で思いだしたりしたのだが、でもいいの。

音楽は問答無用で、Irving Berlin。 ぜんぶいい。
"Let Yourself Go"も、"Get Thee Behind Me, Satan"も、"Let's Face the Music and Dance"も、ぜーんぶ、いい。

クライマックスの船上のダンスは期待していたほどばーんとはじけなくて、ラフで適当にやっているように見えるリハのほうが面白かったりするのがちょっとだけ残念だが、でもいいの。

途中から出てくるあの猿はなんなのか、とか、Rogersの姉役のHarriet HilliardとRandolph Scottのロマンスはめでたしめでたしのようでいて、結婚したらRandolph Scottのほうが姉を殺して船を自分のものにしようとするにちがいない、とか、割とどうでもいいことを考えがちなのだが、でもいいの。

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