英国で買ったものとかー。
Rough Trade Eastで、"Soul Mining"の箱を買った以外だと、Robyn Hitchcock先生の新譜(プロデュースはJoe Boyd。 すごくよい)とか、Shirley Collinsの復刻された7inch2枚、とか、Arcade Fireとなんとかのコラボ12inchとか。 積んであったSchellacの新譜とKaren Oの新譜は日本で買えばいいや、と。
Foylesでは、(決戦前夜だった)スコットランドがんばれ、の願いをこめて、Postcard Recordsの歴史を関係者に聞き書きして纏めた"Simply Thrilled: The Preposterous Story of Postcard"とか。 まだぴちぴちのThe Go-Betweensとか高校生にしか見えないRoddy Frameの写真とかが載ってる。
あとは、料理本コーナーで、蜂蜜を使ったレシピを集めた本があって、涎が止まらなくなってしまったので買った。
http://hattieellis.com/books/spoonfuls-of-honey/
「涎が止まらなくなったので買う」はもうやめにしたい。 犬じゃないんだから。
英国の食べものはぜんぜん。 Fish & Chipsを2回。鱈と大鮃。 それだけだったわ。
13日の晩、MexicoからLondonへの機内でぼんやりと見た1本。
Belle (2013)
Fox Searchlightで宣伝していたのでアメリカ映画だと思っていたが、英国映画だったのね。
英国の主席裁判官であるTom WilkinsonとEmily Watsonの夫婦のとこに連れてこられた奴隷との混血の娘 - Dido Elizabeth Belle (Gugu Mbatha-Raw)が、彼らの間ですくすくと利発な娘に成長し、やがて当時の英国の奴隷制度を変えるようになる、ていう実話を元にした愛と革命の大河ドラマで、英国貴族絵巻みたいなのが好きなひとにはたまんないかも。 もう少しおもしろおかしく描けたかもしれないのに、そうならなかった理由のひとつには実話の持つ重さがあったのだとおもう、この場合は。
Tom WilkinsonとEmily Watsonのふたりって、とっても英国夫婦しているねえ。
飛行機の画面が、壊れていたのか変に暗くて、よくわかんないとこもあったのできれいな画面でできればもう一度みたい。
18日の晩、LondonからTokyoへの機内で見たやつ。
Grace of Monaco (2014)
邦題は「最終兵器グレース」でよいのに。
冒頭に”fictional account based on a true event" て出る。 完全再現てわけでもない、と。
Nicole KidmanがGrace Kellyで、結婚後、女優も引退して子供もふたりいて、夫(モナコ国王 - Tim Roth)との間は冷えてて、モナコに対する課税措置を敷いて従わない場合は派兵するから、てねじこんでくるフランスに虐められて、夫婦仲どころか国ごとぶっ壊されそうでやばい。
そんななか、がんばるのよグレースあなたは女優なのよ、て自らを奮い立たせたグレースはいちかばちかの大舞台を仕掛けるの。
わるくないけど、ゆいいつの問題は、ニコールはニコールで、グレースじゃない、ってことだな。
ニコールが本気だして鼻を鳴らせば鳴らすほど、ニコールとしてのオーラが噴きあがるばかりで、グレースはどっかに行ってしまう。ように見えてならなくて、それでも誰も困惑しないの。
ニコールはあのスピーチを持って国連行くべきだわ。今でも十分通用するメッセージだし。
これを見てしまうと、もう機内映画で見たいのはなくなってしまい、しょうがないので"X-Men: Days of Future Past”をもういっかい。 最後に戻ったあそこはいつ、なんで?
こんなもんかなあ。まだあったようなー。
NYFF始まっちゃったねえ...
9.26.2014
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