"Like Crazy"のあとで再びBrooklynに戻る。 こんどはWilliamsburg。
ライブまでは時間があったので、Academy Recordsですこし漁った。
店内ではでっかい音でPILの"Flowers of Romance"が流れていた。どんどこどこどこ。
いつもはカウンターで寝ている猫がずっとうろうろしているのであんま集中できず。
Spoonbill & Sugartownの本屋にもいった。 あそこにいつも寝っころがっている猫の写真を展示販売してた。
一枚$100は高いのではないか。 だって実物がそこで寝てるのにさ。 いつきてもほんとによく寝てるねえきみは。
9時過ぎにMHOWに入って、最初の前座がはじまっていたのだが、床に座ってそのまま意識を失っていた。 ごめんね。
2番手がMazesていう英国の4ピースで、説明書きにもあったがほんとにGuided by Voicesみたいだった。 きみたち、ほんとに英国のバンドなの? それくらいにからからすっこ抜けた音だった。
で、だらだらしたセッティングの後、10:55くらいにようやく登場する。
それまで、壁に寄りかかって気を失ってた。
出張で見れなかったこないだの来日公演のリベンジ。 きほん負け犬だけどそういうとこはへこたれない。 行きたいものは行く。
2011年のツアー全部の最終日、ということでリラックスした、開放感に溢れたライブでした。
というか開放しすぎ。 曲間にだらだらしゃべるしゃべる。 しかもギターの調子がよくない、とかチューニングしながらえんえん。
君たちの曲って、そんなに厳密なチューニングいらないでしょ? と思うのだが、まあ音はばりばり出ていたのでゆるす。
90年代中期にLo-Fiと呼ばれた音が抱えていた壊れやすさ、繊細さ、揺れっぷりは歳月と彼らの年齢と共に、あらかじめどこか壊れた、やけくその音の塊として思いっきり地面に叩きつけられていた。 そういうものだし、それでいい。
そうして再生された"Bakesale"や"Harmacy"の音は、それでも、じゅうぶんに瑞々しいんだもの。
新旧いろんなのをいっぱいやって、でもSebadohらしくだれだれで、で、1時間半を過ぎたくらいで、Louが「みなさん、とても残念なお知らせがあります」とかいう。 「曲のリストをぜんぜんこなせていません。どうしよう... 云々」。
それでもだらだらチューニングとおしゃべりは止まず(まったく悪いと思ってない)、その状態のまま、「いまのが1回目のアンコールね」 その後しばらくして「これが2回目のアンコールだよ」...
終わったら1時を軽くまわってて、メンバーはひっこんだものの客電がつかないので50人くらいがずっと帰らずにわあわあ騒いでいた。 あのあと、出てきたのだろうか。
JasonのMCでおもしろかったとこ「ヘンリーロリンズのやろうがルーザーでいて何が楽しいんだ? とか言いやがってよお。うるせえよ、ほっとけってんだよ」 そうだそうだー。 えいえいおー。
アパートに戻ったのは2時半過ぎで、さすがにもうあかんこういうのは、とおもった。 何度目だよ。
11.16.2011
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