3.11.2016

[log] SFそのた - March 2016

風邪の顕現モードがとつぜん変わって鼻水が大洪水のように。

とりあえず、SFでいったん区切っておく。 3.1から3.3までの食べ物とかあれこれ。

既に書いているところはあるが、1日の午前にホテルに入って、寝過ごして2時過ぎにBARTで町にでる。
もんだいはどこに行くのか、ではなくてなにを食べるか、だったので、降りる駅は16th St. Missionで、向かう先はTartine Bakeryしかありえなかった。

昼過ぎだったのでそんなに混んではいなくて、Brioche Bread PuddingとHot Pressed SandwichのThree Cheese Tasting、ていうのをいただく。 みっつのチーズていうのは、Bellwether Carmody, Straus Cheddar, Idiazabal  -  うし-うし-ひつじ?

Bread Puddingは前もここで食べたのだが、驚異的なバランスで、元々はしっかりしていたはずのパンと果物がどっちもくたくたになってカップのなかで丸まっているのがたまらなくいじらしいの。

みっつのチーズは、どれがどれやら、おいしいのでどうでもよくなる。 おかきみたいにばりばりに固くこんがりしたパンがまず口腔内をぐさぐさ傷だらけにしそうになったところにふんわり香ばしいチーズが覆いかぶさって、でもそいつは溶けててやたらあっついのでどっちみち火事場の戦争状態で、そこにコーヒーがとってもやさしく素敵だったのと、あと、お皿に生の人参がごろんて置いてあって、救いを求めて齧りついたら辛みのきいたピクルスで口のなか大火事、想像していたのとのあまりの違いに泣きそうになったのだが、結果としてこの組合せはすばらしいのだった。
(ここの日本進出が失敗してよかった .. おなじクオリティのものができるとは思えないもん)

そこを出ていつものように近所のBi-Rite Marketとか見たのだが、今回の問題は(ほんと問題だらけだったわ)、NYへの移動が入るので、瓶ものとかでっかい袋ものとかは買えないのだった。 なのでしぶしぶ我慢して、そのままValencia stに行って、これもいつものDandelion Chocolate ~ Craftsman and Wolvesとかを見た。 いちおう、板チョコくらいは隙間に入るしだいじょうぶよね、と何枚かとヌガーをいくつかと。 
板チョコの “Ambanja, Madagascar 2015 Harvest” - きょういてき。

さらにそのままValenciaを上るんだか下るんだかして、久々にAquarius Recordsに行った。
12inchはむりだけど、7inchなら隙間にはいるよね、と2枚だけ買う - Brutal TruthとConvergeのSplit (1997) とか。

1970年から潰れてないので商売になっているとは思うものの、ここのセレクションはほんとに変わってて、水瓶 ..としか言いようがないわ。
そこから通りの反対側のレコード屋も見て、そこを上るんだか下るんだかして通り沿いの本屋も見て - 1軒はインディーものもいっぱいの新古書店 - Dog Eared Books、もう一軒は、ミステリー・ファンタジー・ホラーに特化した本屋 - Borderlands Books - 隣のカフェと繋がっている - で、たぶん、この通りで自分の生活の90%はなんとかできてしまうのではないか、と強くおもった。おもうのはかってだ。

そこからダウンタウンまではUberのPoolで行った。(Uberを試してみようプロジェクト)
Poolていうのは相乗りで、相乗りだから料金は安くなるのだが、どんなもんかしら、と。
たしかに安いの。タクシーと比べると半分くらいになっているかも。ただ相乗りなので、一緒に乗るひとが面倒だと、面倒かも - やたら人なつこく話しかけてくるひととかいて、別にいいんだけどね、なんかあれよね。

その日の晩は立食のパーティーみたいので、翌日2日の昼も座食のパーティーみたいので、実にどうでもよい。

2日の午後に少し時間が空いて、その晩が電話会議とかでどうなるかわからなかったので、とりあえずCity Lights Booksにお参りにいくことにした。 移動の事情で買えないけど、買わないけど、でもね。

入ったとたん店頭に、今晩7時からJoyce Carol Oatesさんのサイン会がありますよ、ていうチラシがあるのを見てがっくし(また来なきゃいけないじゃん…)。
なので、そのときは適当に流して、晩に - なんだかんだで8時くらいになってしまったが、もう一回行って、サインしてもらって握手してもらう。
すごく細くていまにも壊れそうな、でも笑顔の素敵なおばあさん(もう77歳なのね)で、ふんわり柔らかい掌でした。

結局City Lightsで入手したのは彼女のサイン本(短編集にした)だけで、晩御飯どうしよう、て思って、Uberでもう一回Valencia stに行ってみる。(このとき、Uberで相乗りになった女性が途中で降りて入っていったレストランがすごくおいしそうに見えたのでメモしとけばよかった、と今となっては)

行ったのはValenciaのMission Cheeseていうとこ。 http://missioncheese.net/

ここはCraftsman and WolvesとDandelionの間に挟まっていて、つまり、順番に、パンとコーヒー、チーズ、チョコ、をそれぞれものすごく独特でとんがったやつらをいっぺんに堪能できてしまう、もちろんお腹はぱんぱんになるはずで、この通りに住んでいればあとはなんに(以下略)

チーズの店頭売りはしていないようで、カウンターとテーブル席があるだけで、本来であればカウンターでプレートのチーズでもつまみながら、なのだろうがチーズもサンドイッチもいいかげんにしとけ、ていう声がしたのでMac & Cheeseにした。

ものすごくシンプルで、ものすごくおいしいお皿については、いいから食べてみ、以外に適切に表現する言葉を持っていないと思うのだが、こいつもそれで、なにをどういったらよいのかわからない。マックとチーズの境界が限りなくぐだぐだになっているのがよいのか、いけないことなのか、そもそもおいしさのツボはそこにあるのかないのか、くちゃくちゃしているうちに頭の奥がマヒしてきて、こういうのは他でいうとボロネーゼのすごいの、とかラザーニャのすごいの、とかでも起こることがあるのだが、とにかく早く食べ終えないとマックの大群が夢に出てきそうで怖くなる。 すんごーくおいしい、ことだけはたしかなの。

食べ終わったら9時近かったのでValencia - Missionを抜けてBARTの駅まで歩いたのだが、灯りがついているどのお店もとってもおいしそうで、特にメキシカンとか、わいわい賑わっていて、暮らすとしたらやっぱりこの(以下略)

SFからNYへの飛行機については既に書いたが、食べ物にかんしていうと、(なんか食べないわけにはいかないから)$8.99のSnack Boxていうのにしたら、箱のなかにクラッカーとか木の実とかスプレッドとかの小袋がこちゃこちゃいっぱい入ってて、齧歯類じゃねえんだよう、てキレそうになっていたら、隣のラビのおじさんが、くしゃくしゃの袋からサンドイッチみたいのを出してきて、それがものすごくおいしそうで、それひと口くださいませんか、て喉まで出かかってこまった。

あと、機内TVのちっちゃくてしょぼい画面で少しだけ”Carol”を見た。あんなちっちゃくても、絵のような美しさは損なわれていないのだった。

つぎはNYへ。

3.10.2016

[film] How to Be Single (2016)

1日、到着した晩の8時過ぎに、SFのショッピングモールの上にあるシネコンで見ました。
なんとなくー、”Deadpool” でも ”Zoolander 2”でもないかなー、って。
時間割の事情ででっかい画面+高音質シアターでの上映に当たってしまい(でも高い。$16)、割とふつうのラブコメを爆音で浴びることになってしまったが、ぜんぜんよいの。

まず、こないだ発表になったRazzie賞を"Fifty Shades of Grey"がほぼ独占した、ていうのがあんま気にくわない。 あれ、ちょっといびつなラブコメとして、ぜんぜん問題なかったと思うのだが。 まあRazzie賞ってそういうもんだよね …

Alice (Dakota Johnson)は大学の頃から付き合って同棲していた彼- Joshがいて、就職してNYに出るのを機にいったん離れて互いを見つめ直してみましょうよ、て都に出てくる。 就職した法律事務所みたいな(要はお堅い)とこで隣にいたのがばりばりぶんぶんのRobin (Rebel Wilson)で、彼女からNYのシングル女子はかくあるべし、ていうのを体の芯から叩きこまれる。

これの他にAliceの姉でNYで女医として成功しているMeg (Leslie Mann)がいて、彼女も断然シングル、なのだが、精子バンクを介してシングルマザーになろうとしている。

他にもバーで地味にノートブック開いてかたかたやっている(割とどこにでもいそうな)Lucy (Alison Brie) とそんな彼女がなんか気になるやりまくりバーテンのTomとか、いろんなシングルの恋模様が描かれて、そうしているうちに一緒になれると思っていたJoshは別の女と結婚しちゃって、あらら、て自棄になったりする。

Robinが「あんたはSATCやブリジット・ジョーンズを見てこなかったのかボケ!」とAliceを一喝するシーンがあるように、ひと昔前の(まじであれ冗談であれ)結婚を究極のゴールと考える旧来型のラブコメとはやや違っていて(ま、違うよね当然)、そういう割と平熱の主人公たちと、なにやら幼稚で暴走気味で局所でやたら熱くなりたがる男子勢と、そんな文脈とは無関係に爆発しまくるRebel Wilsonのコントラストが、なんかよいの。

従来のラブコメにありがちなある一点、一線を見据えた小競り合い、みたいのから少し引いて、その分自分のなかの葛藤をぐちゃぐちゃする手前できれいに出している。夢(映画のなかの恋)ではなく、かといって現実を、でもなくて、これはこれでちゃんとしたコメディとして成立していると思った。

Dakota Johnsonさんのぼんやり・つーんとした存在感 - Fifty Shades.. にもあった - が割と効いているような。

けどまあ、Aliceが結局向かうところはあれかよ(ちっ)、ていうのはあるのだが。
(ふつーすぎないか)

妊婦になってだんだんに箍が外れて狂っていくLeslie Mannを始め、アンサンブルドラマとしてもなかなか楽しいのだが、あとちょっとだけ、Rebel Wilsonさんには大暴れしてほしかったかも。
彼女がタクシーを止めるとこはすばらしかったけど。

続編とか、ないかなあ。

あと、こんどPnacake Paradiseに行ってみる。

3.09.2016

[film] Freeheld (2015)

3月1日の晩、SF行きの機内で見ました。 実話で、2007年には同名のドキュメンタリー(短編)も作成されていて、オスカーも受賞している(未見)。

NJの郡警察でばりばりの女性刑事Laurel (Julianne Moore)は田舎のバレーボール試合(Julianne Mooreがバレーボールをする ..)でStacie (Ellen Page)と出会って恋におちて、家を買って一緒に暮らし始めて幸せだったのだが、Laurelが癌でもう先が長くないことがわかって、Laurelは自分たちの家をStacieに遺したいと思うのだが、当時のパートナーシップ法では、(夫婦と違って)パートナーに資産を譲渡できない仕組みになっていて、それはおかしい、って郡の評議会に申し立てをするのだが却下されて、評議会を相手に抗議活動が巻きあがるのだが、当然のように慣例だの偏見だのいっぱいあって難しくて、でも彼女の病状はどんどん悪化して。

ふたりが出会って仲良くなって、でも死による別れが見えてきて、のあたりがとてもきちんと作ってあって、でっかいの(白髪)とちっちゃいの(黒髪)と、どことなく”Carol”のふたりのようでもあって(もちろんぜんぜん違うんだけど)、こういうふうだから政治だのが絡んできてキナ臭くなる後半もよいの。

Laurelの職場でずっと連れ添っている相棒刑事がMichael Shannonで、このひとの刑事なんて、ぜったい嫌味な奴で悪い役に変貌したり寝返ったり、と思っていたらあらびっくり、ものすごくいい奴なのだった。
もうひとり、ゲイのJewishのアクティヴィストでこの機に乗じて抗議デモを組織するべらべらやかましいSteve Carell(さいこー)がいて、彼とMichael Shannonの絡みが見られるだけでもなんか幸せになる。

Julianne Mooreさんは“Still Alice” (2014)に続いて老けてぼろぼろになっていく役なのだが、あまりにうまく自然にぼろぼろになっていくのであんましこないかも。 Ellen Pageさんもこれまで同様に純情まっしぐらなかんじで、ひたすら真剣に演じているのでまったく文句ない。

事実では、もちろんこの裁定に彼女たちは勝利して、更にそこから同性婚の合法化に向かうのである。
日本でもぜったい公開されるべき。 「嗜好の問題」とか愚かなこと言ってる痴呆議員とかに見せてやれ。

Manglehorn (2014)
同じく行きの機内で、上のに続けて見ました。
“The Humbling” (2014)に続いて、またAl Pacinoの偏屈老人モノかあ、て思ったのだが、監督は David Gordon Greenだし、と。

A.J. Manglehorn (Al Pacino)は錠前屋で、郵便ポストに蜂がわんわん湧いているようなぼろい一軒家でアンゴラ猫のファニー(かわいい)とふたりで暮らしてて、仕事はふつうにやってて、人間で喋る相手は銀行の窓口にいるHolly Hunterくらい。

過去になにがあったのか知らない(最後まで語られない)が、Manglehornはクララっていうかつて愛していて今も愛していて彼の元から消えてしまった女性に手紙を書き続けていて、でも手紙は差出人のとこに戻ってくるばかりで、その手紙を読み上げる彼の声が延々被さって映像詩みたいに見えないこともない。

他には投資家として成功しているらしい息子(Chris Messina) - クララとの間の子ではない - とのやりとりとか、かつての教え子で、今は怪しいマッサージパーラーを経営しているやくざのHarmony Korine - Manglehornにぼこぼこにされてしまうとこがなんとも哀れ - とのあれこれとか。

でもびっくりすることにほぼそれだけなの。 マングルホルンがクララを吹っ切って諦めて、それで終っちゃうの ...

あ、音楽はExplosions In The Skyで、なかなかよかったかも。


RIP Naná Vasconcelos..
今年って、まったくなんなの ...

3.08.2016

[music] Bon Iver

戻ってきて、風邪ひいて寝ている。

出国前日の29日の晩、新木場で見ました。 当然のようにSold Outしいてた - よいこと。

1曲目から"Perth"で、左と右にドラムス、その間に女性コーラス3名、ギターにベース(どちらも鍵盤とか管を兼務)、やや右にヘッドホン固定のJustin Vernon、この8名のアンサンブルというよりオーケストラが、はじめ緩やかに、そこからぐいぐい上空に昇っていってそのまま天上界で大砲ぶちかまして、その地点からダイナミックな、でもバンジョーからエレクトロまでを下味に加えて緻密に構成された音の束をじゃらじゃら豪勢に撒き散らしていく、最初の印象としてはそんなふうでこの状態で最後まで一気に流したかんじ。

もう少しJustin Vernon個人の素(す)とか脆さ危うさみたいのが窺われるかもとか思っていたが、ぜんぜんそんなとこはなくて、ヘッドホンが根性の鉢巻きに見えないこともないこのひとは、終盤の”Woods”でのヴォコーダー曲芸から”Calgary”でもう一回上空を舞って、最後の"Skinny Love"でアコギいっぽんをへし折るんではないかというくらいの握力で引っ掻いて、そんな緩急もぜんぜんへっちゃらそうにこなしていた。 アンコールは1回、3曲だったけど、こいつならあと1時間はやれたはず。

アンサンブルへの志向というとこで、Sufjan StevensやIron & Wine (Sam Beam)に近いのかしらと少し思っていたがそうでもなくて、繊細さとか私小説ぽさというとこでSaddle Creek一派とも違ってて、年代的なところだとGrizzly Bear辺り - 00年代後半くらいから出てきたBrooklynの木樵とか大工みたいな職人の無骨さ - が割と近いとこなのかも知れない。
だからどう、じゃなくて、それでぜんぜんよいし、そんなのどうでもよいのだけど。
いやでもなんか - まあいいや。

これもどうでもよいけど、“Michicant”で、チャイムがもうちょっときれいに響いたらなあー、とか。

冬のはじめに、野外で震えながら聴きたいかも。

3.05.2016

[log] March 5 2016

とにかくなんとか帰りのJFKまできました。 くたくた。
今回いつものJ便ではなく夕方発のA便にしたわけは少しでもNY滞在を延ばして見るもの買うもののために時間を、ということだったのだが、そこまでがんばっても40時間くらいしかなくてそこから仕事とか眠りとか差っぴいたらほとんどなんも残らない。ほんとにかわいそうだわ。

だから映画は諦めて(結局SFで見た1本だけ)、美術館3つだけだった。
なにかを思いだして泣きそうになったのはTVのJimmy Fallon でThe Whoが出てきたとき。
ほんと、たったこれくらいだったねえ。

仕事が終ってからの昨晩の動きをざっと書いてみると;
Neue Galerie(金曜の晩のFree Viewingでとんでもない行列だったので断念)→ Metropolitan Museum → 12th stのAcademy Records → MAST books → Other Music → Dean & Deluca →  McNally Jackson → Union Market → 食事。

この流れはここんとこほぼ定型化されつつあるの。
これにBrooklynに行く矢印線と、合間合間に映画館、を加えればほぼ文句なし。
たんじゅんなもんよね。

今朝は、Chelseaで朝ごはん食べてから;
Neue Galerie(こんどはだいじょうぶ。有料だったけど) → Brooklyn Museum に行った。
この距離を3時間くらいでつぶすのってなかなか大変なのよ。
(でも無理してよかった。すばらしくよかった)

ゆいいつの誤算(ていうのかこれ)だったのは昨晩、Metropolitanの階段を降りようとして思いっきり足を挫いた(でもかろうじて転ばなかった)ことで、「べき」とかすごい音が聞こえたのでもうこれはだめかも、って思ったのだが早歩きしていたらなんともなくなっていた。 けど朝起きたらじんわり痛くて歩きの速度もやや落ちている。 もう帰るからいいんだけど、なんか。

見てきたあれこれはまた帰ってからー。

ではまた。 ねむいったら。

3.04.2016

[log] March 4 2016

これを書き始めたのはSFからニューアーク(ニュー・アーク。NJ)へ向かう機中で、することがないのですることがないのでノートブックを広げてみたものの、座席が狭すぎて肘をぎゅううっとして背中を突っ張りながらの不自由な姿勢でこの状態のままどこまでタイプできるのかわからない。

今回の出張はなんとなくどんよりついていなくて、もちろんこういう出張ではとっても幸せになることも墓穴掘って大事故になることもあまりないのだが、その中間地帯で「あーあ」みたいなのが連続するとああこれはあれだ、ついてない系のやつだ、ということになる。 SFのホテルはダウンタウン近辺のが軒並み$1000くらいになっているので空港のそばのにしたのだが、90年代に何度か泊まったことのあるそこはリノベーション中で、えーこれで$500なの? で、午前中にチェックインはできたのはよかったのだが午後まで少しだけ横になろうと、思ってそうしたら工事の音ががんがんどどかどかすごくて、でもがんばって横になって気付いたらほぼ1時に近くて愕然、午後はダウンタウンに出て映画をいっぽん、と思っていたのにー、てアラームをじっとみたらAMとPMが逆になっていた。

ダウンタウンの行き帰り、空港まではホテルの無料シャトルで、空港からBART、ていうのを繰り返していたのだが、乗り換えのタイミングによってはものすごい待ちになるので、あーあ(この時間があれば)、だったの。

天候はコートがいらないくらいだったものの、湿気を含んだ風がつねに結構ぼうぼう吹いてて、これのなかにいると髪がどうしようもない鳥の巣になって、たまにガラスに映った自分をみてたいへんびっくりしたり。

このフライトも、空港までは順調に来たものの、座席がアサインできないのでなんでよ? て文句いったらオーバーブッキングされてて、みんなの犠牲になってエコノミーにしてくれないでしょうか、とか言われて、横で同様のオファーをされた女性はあたしはエコノミーには座れないし明日は朝7:30から会議があるのよって泣きだしてしまうし、お詫びに$1000のギフト券あげます、と言われたのだが、その発券のために別のひとを呼んでこなければならず、飛行機にのっかることができたのは出発の直前、最後のひとりになって、満席の乗客の冷たい目線と遅刻したんじゃないもんわるいのはUAだもん、てばちばち応えながらいちばーん後ろのほうにいっても当然荷物棚はぱんぱん、席は窓側と通路側のあいだでまわりはでっぷりしたJewishのラビのおじさんたちで(でも機を降りるときに同じイベントに行っていたことがわかって驚愕。難しい暗号化のはなししてた)、おおアダムサンドラ―! (ごめんね、失礼よね)とか思ってしまったのだが、とにかくニューアークに向かう飛行機ではこういうことが割とひんぱんに起こるのだった。

で、深夜0:00頃に機を降りてからは荷物が表示されたところからぜんぜん出てこなくて、そしたら全く別のぐるぐるのとこで回っていてうんざりして、ようやく引っ掴んで外にでると、雪が降っていた、と。 さすがニューアーク。

こうして1:30くらいにホテルにチェックインして、ばたんきゅー、とはいかずに仕事でじたばたしてしんで、空腹で目がさめてさっきJoeのコーヒーのとこでドーナツを買ってきたのだが、ジャムの入ったやつがなくなっていたのが悲しかった。

NY滞在はあと30時間。 気温は氷点下。 頭痛がんがん。 がんばる。

3.01.2016

[log] March 1 2016

もうとっくに2月は過ぎて3月になっているらしいのだが、そんなことより花粉とだらだら締まりのわるい気圧をなんとかしてほしくて、で、これらから一時的にそれらから逃れて後で自分のクビ締めて泣くのと身体中の体液不快なままずるずるほうっておいてどブルーのまま春を迎えるのとどっちか、と問われて前者のほうにして、とりあえず成田まできたの。

これからサンフランシスコに飛んで、最後にすこしだけNYに寄って日曜の晩に戻ってくる。
まいど文句は言いたかないけど...   まあいいや。

ほんとうであれば今晩は、昨晩の桃源郷のやうだったBon Iverに続いて焼野原のやうなJesu / Sun Kill Moonに向かうはずだったのだがやはり無理だったのね。(関係ないけど、Sun Kill Moon、ほんとによくこういうのにぶつかっていつも逃す)

結局サミュエル・フラーも行けなかったし、ここんとこ行けないのばっかしだわ。
向こうでは、おおぅ、みたいのはやってないもよう。NYで美術館いくつか、くらいはあるけど、それも行けるかどうか、運しだいだし。 Film Forumでやってるのは「晩春」だし。
サンフランシスコは4日まで粘れば生Sean Pennが見れるばずだったのだが、それもいいかー、になってしまった。ベーカリーと本屋をうろうろできればそれでいい、にしてしまった。

もうぜーんぶ「…してしまった」で行こう。 どうせおこられるんだし。 ぷん。

ではまた。 いってきま。