これを書き始めたのはSFからニューアーク(ニュー・アーク。NJ)へ向かう機中で、することがないのですることがないのでノートブックを広げてみたものの、座席が狭すぎて肘をぎゅううっとして背中を突っ張りながらの不自由な姿勢でこの状態のままどこまでタイプできるのかわからない。
今回の出張はなんとなくどんよりついていなくて、もちろんこういう出張ではとっても幸せになることも墓穴掘って大事故になることもあまりないのだが、その中間地帯で「あーあ」みたいなのが連続するとああこれはあれだ、ついてない系のやつだ、ということになる。 SFのホテルはダウンタウン近辺のが軒並み$1000くらいになっているので空港のそばのにしたのだが、90年代に何度か泊まったことのあるそこはリノベーション中で、えーこれで$500なの? で、午前中にチェックインはできたのはよかったのだが午後まで少しだけ横になろうと、思ってそうしたら工事の音ががんがんどどかどかすごくて、でもがんばって横になって気付いたらほぼ1時に近くて愕然、午後はダウンタウンに出て映画をいっぽん、と思っていたのにー、てアラームをじっとみたらAMとPMが逆になっていた。
ダウンタウンの行き帰り、空港まではホテルの無料シャトルで、空港からBART、ていうのを繰り返していたのだが、乗り換えのタイミングによってはものすごい待ちになるので、あーあ(この時間があれば)、だったの。
天候はコートがいらないくらいだったものの、湿気を含んだ風がつねに結構ぼうぼう吹いてて、これのなかにいると髪がどうしようもない鳥の巣になって、たまにガラスに映った自分をみてたいへんびっくりしたり。
このフライトも、空港までは順調に来たものの、座席がアサインできないのでなんでよ? て文句いったらオーバーブッキングされてて、みんなの犠牲になってエコノミーにしてくれないでしょうか、とか言われて、横で同様のオファーをされた女性はあたしはエコノミーには座れないし明日は朝7:30から会議があるのよって泣きだしてしまうし、お詫びに$1000のギフト券あげます、と言われたのだが、その発券のために別のひとを呼んでこなければならず、飛行機にのっかることができたのは出発の直前、最後のひとりになって、満席の乗客の冷たい目線と遅刻したんじゃないもんわるいのはUAだもん、てばちばち応えながらいちばーん後ろのほうにいっても当然荷物棚はぱんぱん、席は窓側と通路側のあいだでまわりはでっぷりしたJewishのラビのおじさんたちで(でも機を降りるときに同じイベントに行っていたことがわかって驚愕。難しい暗号化のはなししてた)、おおアダムサンドラ―! (ごめんね、失礼よね)とか思ってしまったのだが、とにかくニューアークに向かう飛行機ではこういうことが割とひんぱんに起こるのだった。
で、深夜0:00頃に機を降りてからは荷物が表示されたところからぜんぜん出てこなくて、そしたら全く別のぐるぐるのとこで回っていてうんざりして、ようやく引っ掴んで外にでると、雪が降っていた、と。 さすがニューアーク。
こうして1:30くらいにホテルにチェックインして、ばたんきゅー、とはいかずに仕事でじたばたしてしんで、空腹で目がさめてさっきJoeのコーヒーのとこでドーナツを買ってきたのだが、ジャムの入ったやつがなくなっていたのが悲しかった。
NY滞在はあと30時間。 気温は氷点下。 頭痛がんがん。 がんばる。
3.04.2016
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