19日の日曜日の夕方、BFIのIMAXで見ました。 疲れそうだったので2Dにした。
楽しみにしているひとはここから先、読まないほうが、かも。
"Batman v Superman: Dawn of Justice" (2016) からの続きで、アメリカはSupermanが死んじゃってみんな嘆いていて、そんななか、Steppenwolf ていう角が生えた乱暴者 - こないだのThorに出てきた奴とは別? と蠅みたいな蜻蛉みたいなやつの軍勢が現れてなんかの箱 - Mother Box - を集めていて、Wonder Womanの国に行って強奪して、半魚人の国に行って強奪して、あといっこ取られて結合されると地球はやばいことになるらしいのだが、対応する人手が足らない、と。
で、Batman (Ben Affleck)とWonder Woman (Gal Gadot)はよいとして、あと、半魚人のAquaman (Jason Momoa)と電撃小僧のFlash (Ezra Miller)とサイボーグのCyborg (Ray Fisher)が集まるのだが、やはりあいつがいないと、ということでClark Kentの墓を掘りかえして(...掘るのか)、死体を運んで、Mother Box入りの池に浸したらびっくり生き返るのだが、記憶がじゅうぶん戻っていなくて御機嫌ななめでやたら凶暴で - ほうら"Pet Sematary"になっちゃった、とか言われる - でもとにかくなんとかなって、箱はロシアの原発のところで結合されようとしていたのだが、みんなで力をあわせてやっつけるの。
とにかく人間ではない、地球のものではないSupermanの復活が鍵で、それができさえすればあとはなんとかなるに決まっているから決着までをどう料理するか、のような話しで、全体としては軽い - 少なくとも前作のねちねちえんえん陰鬱な喧嘩はやめていい加減にして、の重いトーンからは自由になっている。
ただひとりなんか重そうにしててだいじょうぶかな? になってしまったのがBatmanで、みんな人間じゃなかったり、加工したり変異したりしているなか、ひとりだけ重装備な素(す)の人間で、特技は? って聞かれて 「俺はRichなんだ」て答えるけど、しょうじきあんま笑えないとか。
このお話ってそもそもBatman起源なのに、ちょっとかわいそうかも。 Alfred (Jeremy Irons)の存在感も、Cyborgが出てきちゃったので微妙なところに来ちゃったふうだし。
というかんじなので、Wonder Womanひとりがんばって! になってしまうのはしょうがない。 あとは魚とガキとロボだし。
Supermanの復活のところ、 Lois Lane (Amy Adams)とMartha (Diane Lane)がカギになることはわかっていたのだが、もうちょっと感動的で強烈な目覚めとか - Lois Laneが赤子を抱えてて「あなたの子よ..」ていうとか - がないとPet Sematary疑惑は払拭できないよね。
あと、"Justice League"なんだけど、Justiceとは?みたいに前作に溢れかえっていた議題はなくて、いまはとにかく一大事なんだから死人だって起こすし来てくれやっつけてくれ、の一辺倒で、別にいいけど、この状態ならJusticeいらないよね、て思った。(そういう軽さはとても好きだけど)
SupermanとFlashの速さ対決もいいけど、QuicksilverとFlashだとどっちが速いかのほうが気になる。
でも速いひとって、どうして人格まで軽いふうになっちゃうのか?
「ドフトエスキー!」はよかった。 少なくとも「チェーホフ!」じゃないし。
11.23.2017
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