12.29.2015

[log] NYそのた2 -- December 2015

NYの食べものとか。 2.5日のたった5食ぶん。

17日の晩、Star Wars待ちの時にTake OutしていったのがPorsenaのSara Jenkinsさんのサンドイッチ屋 - PorchettaのPorchetta Cubano - 外側は石みたいな塊なのに、なにこれ? なおいしさ。

18日の昼、クリスマスだし小雨だしおいしいチキンが食べたいなー、とRotisserie Georgetteてとこで。
http://www.rotisserieg.com/

Hot Chicken Pie、あったかくておいしかった。
それにしても日本のローストチキンはなーんであんなに高いのでしょう。なんで醤油を塗って和風とか言わないと気が済まないのでしょう。

18日の晩は、Pruneにふたたび。

Parmesan Brothの、Egg DropとかChicken Noodle soupを遥か彼方に蹴っとばす雲のほんわか。
前回も頼んだ胸腺のフライの柔らかさに切り込むケイパーの酸味。
メインのOxtailの、スペアリブとは全然ちがうはじっこの旨味の凝縮感。とかとか。
隣で酒を浴びるように飲んでいた女子ふたり組みがとった鶏のまる焼きに今度は挑戦したい。

19日の昼は、NolitaのTartineryでバーガー。
http://www.tartinery.com/
パテの上に緩めの目玉焼きが乗っていて、あとはBlue Cheeseのソースだけ。タマネギもピクルスもない。 びっくら。 あとフライもすんごくおいしい。

19日の晩は、ついに、ようやく、Brooklynに渡ってBattersby。
http://www.battersbybrooklyn.com/
ここがまだ予約を取っていなかった時代 - 何年前からだろ - 何回トライして諦めたことか - 諦めてもなんとかなっちゃうご近所(にいくらでも素敵なレストランあり〼)問題、というのもあったのだが、とにかく、諦めているうちにこの店の評判はどんどん膨れあがってより上のランクのDoverていうお店もできたりして、そっちも考えたのだがやっぱりまずはこっちから、と。

店そのものが小さくて、いちばん奥に町の中華料理屋の台所(これをオープンキッチンとか呼んだら怒られる)みたいにちっちゃい3坪くらいのスペースで3人の調理人が窮屈そうに料理を作っていて、それにしてはものすごいのを作っているの。(LAのPetit Troisもそんなかんじ)


5品のコースにして、出てくるやつぜんぶ外れない。
Tuna Tartareのリンゴの使い方とか、Pollock(鱈ね)のカニとイカの使い方とか、まったく奇をてらっていなくて、まあそりゃおいしいだろうよ、て納得できるその枠をまたぎ超えてしみじみ滲みてくるの。おいしい肉がおいしくなるのは子供でもふつうにわかるけど、ここのお皿のおいしさがこの素材とあの台所から出てくる理由はよくわかんなくて、お料理における単純さと複雑さについてなんか考えさせてくれるの。よい意味で。

Pruneのもここのおいしさも、日本にはなんかないかんじがするのはなんでだろう。

この晩の地下鉄のF Lineはかつてないほどにスムーズに動いていてなんかの奇跡が起こっていた気がした。

20日の朝は、お腹へってなかったし、パッキングもあったし、ロックフェラーのツリーを見ていなかったので慌てて見にいったりして時間がなかったの。

来年はMission ChineseのDim Sum & Bagel Brunchにトライしたい。
あと、今回は行けなかったけど、Bisgelもな。

まだなんかあった気が。

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