12.17.2015

[log] December 17 2015

こうして、あいも変わらずばたばたで落ちつきも締まりもなくうんざりぐったりの状態で、またNEXが止まっていたらどうしよ、とおろおろしつつ、まだTylor Swift版までたどり着けていない"Welcome to New York"を聴いたりしながら、なんとか成田まできました。

さて。

これからNYに飛んで、向こうの日曜の昼まで滞在する。 こんどのは仕事ではなくて、お遊びで休暇で(ご褒美とはいうまい、いえまい... )、2.5日で走りまわってEat - Play - Loveをやって、これでぱっとしなかった2015年とクリスマスと暮れと正月は終わりで総ざらえで店じまい(しまんないけどな)で、けっか冬の朝East Riverにぷかり、になったって構うもんか、なの。

季節が季節なので飛行機が取れなくてどうしよ、だったのだがなんとかなった。帰りはエコノミーしか取れていないけど、どうせ灰になってゴミになって寝るだけだからいいんだ。

もちろんメインはあの映画を見ることで、Ep1公開のときにも出張ねじこんで行ったのだったが、とにかく現地で見る。 こんどのは同時公開じゃん、てひとは言うかもしれんが、日本のゴミ以下の宣伝に乗っかるかたちでなんか見たくない。

わたしは78年の夏、千葉の京成ローザでEp4(とも”New Hope”とも当時は言わなかったけどね)を繰り返し繰り返し、一日じゅう、それを何日間も、ひと夏で40回くらい見た思い出があって、なんでそういうことになったかというと、本国での公開後、日本での公開までにさんざん、えんえん待たされてじらされて、頭がおかしくなってしまったからで、日本の映画配給会社への不信というか恨みというか、こいつらおかしいんじゃないか、はこの頃からずっとある。ぜったい許さない。

今回のも、確実な集客が見込めるからふんだくってガバガバ儲けたいのだ、とは言わず『過去の事例を参考に作品的な価値を踏まえて一般料金を特別価格に設定させていただく』なんて嘗めくさったことをぬかすふざけた連中にお金を払いたくない。 しかも上映前には例によって吐気がするようなくだんないアニメだのCMだのの糞流に曝されて映画泥棒よばわりされる。

ライブに行って、前座にぜんぜん関係ない音楽流されたらふつう怒るよね? 映画館によっては本編で上映する映画に応じて予告編の中味も変えるよね。 なんで日本のシネコンではガキ向けの乱痴気騒ぎを強制されねばならんのか、そんなことが平気で許されてしまうのか、本当にわからない。 映画の興行って、配給会社だか運営会社だかがそんな好き勝手にしてよいものなの?
(してよいものなんだろうな、でもふつーはしない。なぜなら映画を愛する興行主であれば暗闇のなかで映画に、映画のなかで繰り広げられる世界に浸って集中してほしいとふつーに思うであろうから)

つい熱くなってしまったが、連中は今の政府与党と同じでごくふつーの理屈が通じる方々ではなさそうだから、まあ変わんないよね。 でも文句は言うから。ずっと。

これ以外にも見るべき重要な映画はいっぱい、いくらでもあって、あげていったら両手の指ぜんぶでも足らなくなったのでさすがに削る。ライブはなんとも微妙でさあー。

Difford & Tilbrookのアコースティックとか、BoweryでのSan Ferminとか、(le) poisson rougeでは、”A Tribute to PJ Harvey: 15th Anniversary of "Stories From the City, Stories From the Sea””なんてのもある(15年かよ …)

あとはお買いものだよね。 今年最後の。 本とかレコードとか(他にあるなら言ってみろ)

では、楽しんできま。
まずは17日 22:15のRegal Union Squareに。

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