もうLondonから戻ってきているわけだが、かんたんに先週数日間のことをおさらいしてみよう。
水曜日の朝3時の電話会議(暗闇の中、半分脳死状態)でなんかあれこれひどくなっているらしい、ということがわかって、朝7時くらいになんとなく行く/行け(今日中に)、ということになって、でもこの時点ではまだ布団のなかでまるまっていて、会社に行くことができたのは10時すぎ、そっからフライト取って、ホテル手配してもらって、あれこれ段取りつけて、3時過ぎにアパート戻って荷物つっこんで、4時に車がきて、でもぐじゃぐじゃの渋滞でJFKまで1時間以上、吐く一歩手前でなんとか空港着いて、着いたら着いたでお腹へったのでお菓子とか食べて、がたがたの状態で7時すぎの飛行機にのった。
水曜日27日の晩は、しぬほど重要なイベントが3つもあったのに。
①Film ForumでThe Magnetic Fieldsのドキュメンタリーフィルム
"Strange Powers: Stephin Merritt and The Magnetic Fields" の初日、8:10の回にバンドが出てきて挨拶みたいなことをする。
②Bad Religionの30th Anniversary Liveの3日目、00年代に入ってからのアルバムを中心に展開するセット(のはず)で、00年代はBushという明確な敵を前に、バンドがそのすさまじい握力と風圧を取り戻した時期でもあるのでこれは必見なの。
③MOMAでBarbara Lodenの"Wanda"(1970)の未公開部分を足してUCLAでリストアされたバージョンが公開される。 IntroductionでSofia Coppola他が登場して、上映後にQ&A。
最初①のチケットを取っていて、その後で②に気付いたので①はあきらめ、②のチケットを取って、7:00からの③を観てから②のIrving Plazaに突撃、というシナリオを描いて、時間割をふくめ何度も脳内シミュレーションしていたのに。
ぜんぶおじゃんになってしまった。 どうしてくれよう。
他にもLincoln Centerでの恒例の恐怖映画特集"Scary Movies 4"とか、お楽しみ企画が盛りだくさんだったのに。
この特集でホラー映画はだいじょうぶな脳と身体になる予定だったのに。
http://www.filmlinc.com/wrt/onsale/scarymovies.html
もちろん飛行機はそんなの関係なく飛びたって、向こう岸まで飛んでいく。
機内で"Get Him to The Greek"を見ながら御飯を食べていたら途中で気を失ってて、ラッキーなことにエコノミーの3連空き席だったのでそのまま横になり、目覚めたらもう着陸するあたりだった。
そしてはっきりとねくじいた。
空港から電車のってTaxiのって、ホテル(こないだ1ヶ月滞在してたとこ)に一旦荷物置いて着替えて、木曜日の10時くらいに会社行ってそのままずうっと拘束されて逃げようがなく。
こうして木曜日はあっというまになくなり、金曜日もあっというまになくなった。
昼になに食べて、晩になに食べたのかそれすら、もう憶えていねえ。
土曜日は昼間の作業はなくなったものの、晩の8時から対策会議その他なんだかんだで翌朝3時までずうっと。
要するにぜんぜん治らなくて、ほんとうであれば、この状態でNYに戻るなんてありえないはずだったのだが、更にありえないことにアメリカ側にも山火事が広がってしまい、これじゃ戻んないわけにはいかないねえ、ごめんねえ、とスキップしながら予定通り日曜のフライトに乗りましたとさ。
なんでよろこんでスキップしてたのかは、あと何日か後に。
11.02.2010
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