土曜日のStanley Donenさんの後、なんとなくもにゃもにゃしていたのでそのままライブに流れることにする。
BoweryのLand of Talkかこっちかで少し悩んだが、気分としてなんとなくがしゃがしゃしたのが聴きたかったのでこっちにしたの。 当日券で$32。
7:30開始で前座がひとつ、8:30でもだいじょうぶだろと思って8:35くらいに入ったらもうはじまっていた。
このバンドについては、これまできちんと聴いてきたわけではなくて、聴き流し中心で、あとは例のドキュメンタリー映画"DiG!"とか、そんな程度なのだが、それでもぜんぜんいいのよ、という感じの開放感たっぷりの、がしゃがしゃだった。
音量と音圧でぐいぐい押してくるわけでもなく、あおってあおって天井まで持っていくわけでもなく、一曲一曲、池の金魚に餌まくみたいに楽しそうに演奏していました。
客のほうも餌がくればぱくぱく喜ぶし、そうでなくてもゆらーって泳いでるし、全体の雰囲気はとてもよくて、年寄りがいっぱいいたのもなんとなく納得する。
音のかんじも、軽いぱりぱりしたドラムスにしゃりしゃりしたギターの絡みがほとんどすべて、ノイジーでもグルーヴィーでもなく、かっちりとしたフォーマットの上でところどころ弾ける程度なのだが、スタイルとしての完成度は高くて、いつどっから聴いてもそれなりに盛りあがってステップをふめる。
"Honey's Dead"の頃のジザメリがこんなかんじだったかも。 よい意味でよ。
一時期、こういう(てどういう?)ギターの音っていっぱいいた気がしたのだが、最近あんまないかも、と少し思った。 デジタル化の流れでギターの音幅が中域に詰まってきたのと関連しているのかも。
最後の5曲くらいの流れはほんとに気持ちよかったです。
これならちゃんと予習していけばいかった。
本編が1時間半強びっちり。 アンコールはなし、かと思ったら片付け始めたころに出てきて1曲だけ。
11.09.2010
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