今年もいちばん最後の1日が来てしまった。
(そうか日本ではもう明けているのね)
昨年のは海外への引越しを前にどうすんだよこれ、と床に無言で積まれて広がる本たちを前に愚痴を並べて悪態をつく、という最悪のやつ(ごめんね)だったが、今年はどうだろうか - 新しいとこに引越してまだ8ヶ月だし、まだ床は埋まってないよね? て思うでしょ? あーらびっくりだわよ。
ものは勝手に散らかるんじゃなくて散らかすひとが散らかすんですよ、て親からさんざん言われた。
そのとおり、としか言いようがないわよね。 いまさら。(居直る)
近所のPeter Jonesていうデパートでふつうにでっかい木の棚(4段)を3つ買った。
そのうちひとつはレコード用で、ふたつは本用のにするはずで、そうなって、日本から来た箱からのとこっちに来てから手にいれたのを鼻歌しながらマージして並べていったのだが、もう空きがほぼなくなりつつあるってのはどういうことか?
新しい棚を追加しなきゃいけない ← ✖️
新しい本とかレコード買うのは控えないといけない ← ◯
ここでふんばって誓いを守らずに、とりあえず、で床にひとつ置き始めるとあっという間に繁殖して蔓延して止められなくなるもんだ、なんてわかりきっているのだが、そんなことしてなんになるのか、そいつを年末に誓ったところでどうなるというのか、って結局開きなおって、次の年もぐだぐだになるというこれ自体がゴミの展開と連鎖をどうにかー。(って誰にお願いしてるんだ?)
現実的な解としては新しいのを買うのを控えつつも全体の量が減っていくことは余りなさそうだから次の棚を考えるか、次の部屋を見つけるか、そういうことなのかしら ← おとなっぽい。
あと、スペースがありさえすれば、箱とか束とか山とかあっというまになくなるんだな、ってあったり前だろぼけー。
オーディオは、とにかく繋がってレコードの音を出せるようになったのはうれしい。
最初に鳴らしたのは、こないだ出た”The Queen is Dead”の箱の。(他になにが?)
電源が違うので日本には持って帰れないからと、安めのプレイヤーにしたら45回転の盤をかけたいときはテーブルを持ち上げてベルトを掛け直さないといけないやつだった。ちょっと面倒くさいのだが、まあいいや。
CDプレイヤーのほうはまだアンプと繋ぐケーブルが見つからない(どこで売ってるのか、どうやって見つけるのか)ので、まだ当分先になりそうかも。このまま1年過ぎたりしてな。
25日のクリスマスは(このところずっと続いている)朝からの暗い雨で、午後に少しだけ止んだので、いつもお散歩するKensingtonの公園の方に行ってみただけ、でもリスも池の鳥たちも相変わらずだった。 ウィーンから戻ってからも16時には暗くなって雨と風がびゅうびゅうになり、それが朝8時過ぎに明るくなっても暫く続いて、午後に少しだけ止んだと思ったらもう日が沈む、これの繰り返し。
とにかく冬至は過ぎたから、少しずつはよくなっていくよね、と思いたい。
2016年はほんとーにひどい一年だった。2017年は前年にひどいことした連中が消えずにのうのうとのさばって、結果いろんな分断や乖離が進んで至るところでテロや暴力が起こって、更にひどいことになった。 あのまま日本にいたら頭がおかしくなっていたかもしれない、それくらいここから見えるあの国の様相はひどくて、来年も楽観できそうなことはちっともないし、臆病なのでおめでとうなんてとても言えないわ、て思う。
でも、新しい出会いはあるし、変わらずに付きあってくれそうなひとがいてくれることを信じて、その人たちに向かって、よいお年を、来年がすばらしい年になりますように、と言います。
ああ本当に、よい一年が訪れますように。
さてこれから、こういうモードのまま、2017ベストを選ぶよ。
12.31.2017
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