ここんとこ、割とどうでもいい系のことを書いていなかったので少し書いてみる。
前はよく飛行機乗る前とかにてきとーな思いつきとかを書いて投げたりしていたものだが、最近はぜんぜんそういう余裕がなくなって、飛行機に乗ることは乗るのだがなぜか電車に乗るみたいにばたばたしてしまうし、おうちではそういうの書くかんじにはならなくて、おうちのネタとしてありそうなのはお片づけなのだが、普段手をつけていないことについて書くのは想像力と勇気がいるのとこれは年末のネタにとっておきたいとか、適当に逃げて、じゃあ何について書くんだってばさ?
明日の朝にHeathrowを発ってちょっとだけNew Yorkに行ってくる。 ここんとこの年末の恒例のSWの新しいのにあわせたやつで、それなら木曜の晩に現地に入らないとだめじゃん? なのだが、英国って23日からクリスマスと暮正月の休み - 結構長いよね - に入ってしまうのでなんとなく休みを取りにくいのと、昔みたいになにがなんでもかぶりつく、みたいに強欲ではなくなっていて、どうしてかというと夏くらいの1ヶ月だか2ヶ月間、ケーブルの映画チャンネルでEP1から7までとRogue Oneを朝から晩まで延々流し続けてくれてさすがにもう死ぬほど見て浸かったかんじになったから。(ちなみに同様に、最近だと”Love Actually”をもう30回は見ている)
じゃあそんなら行かないかというと、やっぱり行くのであって、だってLondonのクリスマスとNew Yorkのクリスマスって、ぜんぜんちがうんだもの、ていうのもある。
ものすごい速さで日が短くなっていくのから目をそらしてしまえ作戦なのか知らんが10月の終わりくらいからデパートでは「クリ...」くらいの声が聞こえ始めたと思ったらケーブルTVではクリスマス映画専用チャンネルが立ちあがり、11月にはいろんなイベントとかセールの告知がびゅんびゅん往き来するようになり、その盛りあげかた食いつきかたはどう見ても異様だと思いつつもなんか憎めなくて、それはNYの今年もやってきそうだから電飾とかツリーとか始めるけどあとは各自勝手に楽しむようによろしくー、ていう放任しているようで後からじわじわ追い焚きしていくノリとは違っていて、それぞれに楽しいし、英国のノリはあと数年もしたらとてもとても愛おしいものになっていく気がするのだが、今の時点ではまだ、よくわかんねえけど騒いでやらあーおら騒げ(がんがらがらんー)、みたいな大雑把でとっ散らかったNYのノリが馴染んでてたまらなく恋しいので、渡って、浸ってくるの。
ということで、とりあえずは行く、いや絶対に行くんだから、に決めたものの、10月に仕事でイランのビザを取ってそこに入国していたので、もうあたしのESTAは無効になってて米国のビザを取り直す - ネットでいろんな情報入力して120£くらい払って大使館に行ってインタビューして - のが、なかなかとってもめんどーくさいのだった。
別にどこの国がどこの国を好こうが嫌おうが勝手にやってろだし、経済制裁ていうのはまだわかんなくはないけど、行き来のアクセスを制限することにどんな意味があるのかしら、ほんとばかみたい、って思った。
(もっとわかんないのはサン・フランシスコと大阪のあれよ。ばーっかじゃねえの)
(ここには書いてないけどテヘランはとっても素敵なとこだったよ)
ということで、こっちを金曜の朝 - あと5時間くらい後 - に発って昼頃に着いて、向こうを日曜の晩に発って月曜の朝に戻ってくる - たーったの2泊で、既にもうたったの2泊じゃなんもできねえようー って半分泣いてて、SW以外に見るものについては未だにうううううなりまくってばかりでちっとも決まらない。
BrooklynでLCDがずっと(10 days?)出ているけどなんか高いし、Yo La TengoがBoweryで(祝 復活)Hanukkah祭りをやっているけど、観光客にはHanukkahのかんじでもないし行くんなら毎日通うべきよねとか思うし、美術はMetでもう一回David Hockney行くか? でもないし、ちいさめの展示の見たいのはいっぱいあるんだけどねえ。どうしたもんかねえ、てぶつぶつやっている無駄な時間がとても楽しくて、着いたら着いたでぜんぶどっか行っちゃうのよね。
でも地味に燃えていることは確かで、気分としてはあれ、SWの予告の、ミレニアム・ファルコンの操縦席で雄叫びをあげてるあの丸っこい鳥みたいなやつの ー。
ではまたー。
12.15.2017
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