英国上空を低気圧がぐるぐる回っていてずうっと雨が降ったり止んだりで肌寒くて、誰になんと言われようとこんなのを夏休みと呼ばせるつもりはないので、私事都合で休みます、としか言わないのだが、金曜日と月曜日と火曜日に休みを取って海のうえを渡って戻ってくるのを夏休みーと呼びたがっている奴らがいる。 うるせえわ。
早起きして、クリーニングだしてゴミをだして、窓を少し開けていくべきか閉めていくべきか悩んで、これから空港 - Heathrowではなくて東のCity Airportに向かい、Shannon経由でJFKに飛ぶ(BA001便、だって)。 お願いだから止まったり遅れたりはやめて。
主な目的は昨年と同じやつなのだが、さっき振り返ったら昨年のは木曜日から出かけて現地で4泊している。
今年は現地3泊で、なんだよ短くなってるじゃんだめじゃん - みんな休みを取りやすい環境作りをとか言ってるくせにさ、と思ったのだが、もうじたばたするには遅すぎる。
昨年のPanoramaは土曜日、日曜日と通ったが今年は日曜日の1日だけで、もちろん2005年のCoachella(もう干支が一回転してるの…) あたりからどっかのフェスで再起動をかけるのが常態化いるあのバンドを見に行くの。 いつまでこんなことやってんだよ、と自分でも思うが、それはバンドのあのひとにこそ言ってやるべきなのだろう。 2005年のときはあんなナイーブそうなナルっぽいナリしてポーズとってたくせにさあ、今やトンネル掘りみたいになっちゃって。 あーたのしみ。
滞在は実質2.8日くらいなので動ける範囲は限られているのだが、昨年の、日本から行った時ほどの切迫感というか焦り、がないのは、映画は無理やり追っかけなくてもこっちでなんとかなりそう(そのうちやるよね)なのと、ライブも日本にいるときよりは行けるようになっているのと、アナログ盤も本も穏やかに - 聴けていないくせに読めていないくせに - 日々調達できているから、だろう。 どうしようもないのが現物を目にしないことには、の美術館系と、この国のそれと明らかな違いを認識できるようになってきたNYの食べ物系、これらだけはできる限り触れてまわりたいのだが、食べてばっかりいるわけにもいかないので難しいねえ。 で、こうして結局、ああ時間がああ、と空を仰いでしまうことになる。
でもかんじとしてはやっぱり里帰り、なんだなー。 ロンドンの天気、臭い、小汚さ、そういうのに馴染めば馴染むほど、明らかに様相も臭気も異なるNYのあれこれを - 夏の地下鉄のもわもわ、その轟音とか夜中のサイレンとか - 浴びてまわりたいもんだわ、て思う。
今回は時間もないしPCは持っていかない、ので、これで蓋閉じます。
戻ってきたらもう8月で、こっちに来て半年、が過ぎてしまったことになるのだが、そんなことはもちろん、ちっとも考えたくないの。 だから蓋閉じるってば。
ではまた。
ぱたん。
7.28.2017
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