7.18.2014

[film] 22 Jump Street (2014)

7日の晩、National Galleryから戻って、ちゃんと会社行事のお食事をして、明日は朝早い飛行機だからみんな早く帰りましょう、ということになったので、そのまま散歩行くふりして横道に離脱し、Leicester Squareのシネコンでみました。 たなばたなんてこんなもんさ。

LondonのシネコンのCMて結構長くてうんざりするのだが、車のスピード出しすぎに注意(死んじゃうよ)、の啓蒙CMがリアル過ぎてこわい。

さて、この作品については、ぜんぜん心配していないし、かといってすごい期待もしていないの。 どうせぜったいおもしろいし、ぜったい見るし。

前作での囮捜査がうまくいったので、このプログラムは上層部からも評価されて、ぼろ教会だった本部も向かい側に新しいビルとして新調されて、Channing Tatumと Jonah Hillのコンビは、こんどは大学ね、と送りこまれるの。 その程度なんだけど、おもしろいからいいの。

大学なので前作のときのような(こんな高校生いるかよ!)ギャップはない。 ギャップを埋めるテンションとかふたりの前のめりのやる気が希薄になった分、Channing Tatumはアメフトに熱中して、Jonah Hillは恋愛にはまりこんで、要するに刑事コンビとしての活動はどんどん緩くなっていって、やがてSpring Breakの季節になって、事件のヤマも当然そのへんにどかーん、てくるの。

全体のおもしろさ、ばかばかしさでいうと前作のほうが上で、でもそんな比較にいったい何の意味があるというのか。
このふたりが走り回って、ジャンプして、落下して、バウンドする、まわりは犯罪者か変な連中ばっかしかで、それだけでいい ー  てただの動物記録映画とおなじかもしれないが、こいつらに期待しているのはそういう垂れ流しみたいのでじゅうぶんなんだ。 しょうもない感想だけど。

おもしろさ、でいうとエンドロールの続編大会がいちばん楽しかったかも。
23 Jump Street (Medical Schoolだって)はふむふむ、だったのだが、そのあとあれよあれよとカウントが上がっていって、2021 Jump Steet (宇宙...) くらいまで行く。 エンドロールだけのゲストもAnna FarisとかSeth Rogen(Jonah HillがSeth Rogenに替わっていたり)とか、やたらいろいろ豪華なの。

あとJonah Hillの恋愛相手がAmber Stevensで、彼女の部屋にはDevoのポスターが貼ってあって、両親に会いにいってみるとIce CubeとQueen Latifahが出てきたりする。 このふたりからAmber Stevensが生まれるとは思えないんだけど。

あとこのメンツなのにSpring Breakなのに、James Francoが出てこない(弟はでてくる)のがふしぎだった。
そうかしんじゃったからか。

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