木曜日は晩にライブがあったので会社を休んだ。
なんで会社を休んだかというと、日本のライブというのはふつーに会社勤めをしているひとがその帰りにさくっと寄れるような時間帯に始まってくれないからである。(なんどでも言ってやる)
んで、昼間は映画を2本みました。
どうせだから(なにが「どうせ」だ)、馬映画対決、ということで『戦火の馬』と『ニーチェの馬』を続けて見てみることにした。 .... 死ぬほどつかれるのでおすすめしない。
『戦火の馬』はふつうによかった。
もともとお芝居だから台詞はなんか大仰だし、子供がこわがらないように陰惨な描写はないし、CGも同様にわかりやすくてなんかごてごてしてるし、うーむ、みたいなとこもあるけど、でもいいの。
ジョーイがエミリーと出会うあたりからぐいぐい引きこまれ、馬に引き摺られていく。どこに連れていかれるのかは馬にもわからない、ただなすすべもなく引き回され、同時に引き摺られていく妙な心地よさがあるの。 馬の映画だからぜんぶ馬が。
しかし馬がきつそうになっているとこって、ひとがそうなっているとこよりもずっと胸をしめつけられてしまうのはなんでなのか。 しかも戦争だし。 言われなくても戦争反対になるわ。
鉄条網に絡まって動けなくなったジョーイをみんなが口笛で呼んでいくとことかいいよねえ。
で、そこであの再会のシーンがわかっちゃうのね。 わざわざ。
あと、おじいちゃんが別れ際に「エミリーだよ」「彼女の名前はエミリーっていうんだ」ていうとこは泣いちゃうねえ。
おじいちゃんを演じていたのは、こないだ見た『預言者』で牢名主のセザールだったひと。強そうだけど、まわりにひとがいなくなっていく哀しさも出せるひと。
ああしかし、Emily Watsonも、あんなおっかさんを演じるようになっちゃったのな。
3.30.2012
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