火曜日の晩に新宿で見ました。
もうじきやるRoger Cormanのドキュメンタリー上映にあわせて週替わりで上映されるシリーズ『夜コーマン』の最初のやつで、バイオレンス編の1本。 この作品、彼は監督はしてなくてプロデュースのみ。
NYから大陸を横断して速さと轢いたひと(の数と種類)をスコアにして一番を決めるデスレース。
エントリーしたのは5組で、一番人気のFrankensteinさんと、ライバルのマシンガンヂョー、その他いろいろ。 いちいち書くのもめんどうだわ。
FrankensteinさんがDavid Carradine(キル・ビルのビルね)、ヂョーがまだぴちぴちのSylvester Stallone。 その他は轢かれたり脱いだり爆発したりいっぱいしているだけで、どうでもいいかんじ。
大統領と繋がっていて暴力レースの象徴でもあるFrankensteinを葬るべく、裏でレジスタンスが暗躍したりするものの、基本は裏も表もくそもないすっからかんで、しかも半端な近未来(2000年)だもんだからあらゆるつっこみはその手前でふにゃふにゃと萎えてしまう。
同じ近未来系のジャンクだったら2010年のCannon特集で見た"The Apple" (1980)のがまだ食いつきがいがあったかも。
んでも、こんなんでぜんぜんよいの。 映画なんてこんなもんで。
あと、バイオレンスという割にはこわくない。それはそれはこわくない。
車はめちゃくちゃ速いけど、それだけ。車に角とかいっぱい生えているけど、それらが殺人マシーンとして機能するわけではない。ただひたすらぶんぶん爆走するのみ。暴走族とあんま大差なし。
音楽もなんかとっても変だ。 プログレふーじょんみたいのがびょーん、て。
あと、実況アナウンサーとかの怪しくバカなかんじ、いまもSNLとかで普通にやってるあれ、の起源てどのへんなんだろうか?
アナウンサーといえば、Will Ferrellの"Anchorman 2"がついに発表になりましたね。
監督はAdam McKay!! 今年いちばんの楽しみだわ。
3.30.2012
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