1.21.2012

[music] Sharon Van Etten - Jan.18

水曜日の晩、Mercury Loungeで見ました。
やく一週間前、なんかやってないかー、と深夜にこつこつ探していたら突然発表になって発売になったのでなんとなくチケット買った。
Mercury Loungeて、広さでいうと渋谷のO-nestみたいなとこなので、当然のようにあっというまに売り切れた。

前座なしで8時くらいに出てくる。
バックは、ドラムスのひと、ギターとベースと手押しオルガンのひと、コーラスとギターとベースとキーボードのひと(女性)の3人。
すごくちいさいひとだった。 黒のパンツルックで、とっても地味。

気さくで、ギターを取り換えるときとかひとりでじたばたしてておもしろいのだが、歌に入ると堂々として強くて揺るがない。
なにかが憑依して得体のしれないどこかに引きずりこむ、というよりは、歌と音の世界のそもそものスケールがなんかでっかくて、いるだけでわんわん響いてくるかんじ。 

変な発声とかすごい声量とか、そういうもんがあるわけでもないの。
SSWとかカントリーとかでもなくて、磁場の置きかたとか根の底暗いかんじはロックのそれなの。

この日は、間もなくリリースされる新譜をひととおりやる、という特別セットらしく、客も全員がじーっと前のめりで聴いていく。

3曲目が、先行でリリースされているシングル"Serpents"で、これが実にざらざらとかっこいい。
6曲目まで行ってから、「はい、こっからB面よ」と言っていたので、ほんとに順に流していったみたい。

全部で11曲、約1時間。 これで締めてアンコールもなし。
全曲披露したのは初めてなの、と言っていたが、過去の曲を一切いれないであそこまで引っ張っていったのはえらい。

2月末からは本格的なツアーがはじまるということで、そっちも楽しみだねえ。

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